意地悪さとちゃん。【桃色】 (ページ33)

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No.31 ページ33

『はぁ、疲れたな。』

やっとリレーも終わ「おい、」

さと「何もう走り切った感出してんだよ。これからだぞ。」

う"っ、

そんなカミングアウトさえしなければ楽々と読者様方を騙せたのに((

さと「……つかお前足大丈夫なん？」

あ、そういえば。

二人三脚の時にむっちゃダサいとこみんなに見られたっけ。

『大した怪我じゃないから大丈夫だと思うよ。心配ありがと、さとちゃん。』

本当はちょっとちくっとはするけど…まあ、大した事ないよね。

へへっ、と笑って誤魔化す。

さとちゃんには心配させてリレーの時に支障がでたら困るし。

さと「……あのさ、よくお前幼馴染の前で嘘つけんな。」

さと「バレバレだぞ。足、痛いんだろ？」

え、まじ？？

バレた。

そんな私顔出てたかな。

『で、でも本当にそんな痛くないよ。……走るだけなら大丈夫。』

お願い。走りたい。

ここまで頑張ってきたんだし。

必殺、うるうる上目遣いでお願いする。

さと「……はぁ、わかった。…けど、終わったらちゃんと休めよ。」

や、優しぃ…………

今はさとちゃんが神様に見えるわ。

『へへっ、本当にありがとっ！』

さと「…そ。」

あれ？照れてる？？

かわいぃじゃあんwwww

ニヤニヤしながらじぃっと見つめてたらほっぺたつねられた。

いてーわ。

「よーーーいっ、スターーートッッ！！！」

パンッッ！

おー！

トップバッターは…一年生の子達かな？

みんなすごいはやい。

「頑張れー！！」

「きゃーー！！！先輩頑張ってくださーい！」

女子達の人気もすごい。

「はいっ、任せたぞ。」

「パスッ！」

次々に渡されていくバトン。

あ、奏多くんだ。

奏多くんの人気もやはり異常じゃないな。

私も応援しよっと。

『頑張れっ！奏多くーん！！』

奏多「絶対に八周差をつけてA先輩を楽させますからー！！」

主は光の速さで走るんか？？

まあ、一位独占してくれるんだったら助かるよ。

頑張れ。

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__第二弾__

萌子

名前の通りゆるふわ系のじぇーけー。人の恋バナとかには興味深々。ちなみに、気になっている人はいるよう。