🐙―深海の商人。 ページ24
AShift
何故か全くラウンジの手伝いをさせてくれないジェイド。いや、それは別に良いんですけど…。
『貴方は仕事しなさい。』
ｼﾞｪｲﾄﾞ「ふふっ。」
だから、ふふっ、じゃねぇっつってんだろ。なにその意味深な微笑み。
というか、本当に仕事しなくて良いのこの人。ずっと隣にいるけど。後でアズールに怒られるのでは？つか怒られろ。
とかなんとか。色々考えていると、だらっと僕にのしかかってきた。本当どうしたんだ今日のジェイド。
『…ジェイド？どうしたんですか。何か悩みでも？』
ｼﾞｪｲﾄﾞ「いえ。」ｷﾞｭｯ。
いえ、と言いながら僕の手を握ってくるジェイド。いや、なにかあるだろ。何も無かったらそんな神妙な顔しないし。
『…ジェイドらしくないですよ？そんな顔して。それに貴方まで情緒不安定になられると困ります。※情緒不安定第１号＝フロイド』
ｼﾞｪｲﾄﾞ「……少し、心配で…」
『心配？何がですか。』
ｼﾞｪｲﾄﾞ「……その…、Aさんに………嫌われないか…心配なんです……。」
『…はい？』
急に何を言い出すんだ、ジェイドは。僕に嫌われないか心配？別に嫌われるような事してないと思うけど…。どういう意味なんだ？
『…心配しなくても、僕が貴方を嫌いになることなんてありませんよ。(作者が貴方の事好きなので。)』ﾆｺｯ｡
そうジェイドに伝えると、ホッとしたのか、フワッと可愛らしい笑みを僕に向けた。
ｼﾞｪｲﾄﾞ「ふふっ。言いましたね？」
『え？』
ｼﾞｪｲﾄﾞ「いえ、何でもありません。」
では、と席を立ったジェイド。え、なに最後の台詞。怖すぎなんですけど。
やっぱり何か企んでるな…。まあ、面倒事にさえ巻き込まれなければ僕は構いませんけど。
それから暫くして、ラウンジの仕事も一段落した頃。何故か僕もVIPルームへ連れて行かれた。
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ヒナ(プロフ) - 緋色さん» コメントありがとうございます✨是非！ (2023年4月4日 15時) (
レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)
緋色(プロフ) - すみません…！よかったらフレンドなりませんか…！！！ (2023年4月4日 7時) (レス) @page22 id: a5d1216a26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日菜 | 作成日時：2023年2月8日 22時
