紳士的イケメンは悪女を気遣う―荒野の反逆者🦁 (ページ30)

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🦁―荒野の反逆者。ページ30

サツキShift

　

ﾃﾞｭｰｽ「だが、問題なのはこっちじゃないんだ。」

ポツリ呟いたデュースの言葉にクエスチョンマークを浮か

べる皆。どういう事だ、とエースが問いかけた。

ﾃﾞｭｰｽ「…どこから話せばいいのやら…。」

そんなに長い話なのか。なら、とりあえずデュースも中に

入ってもらうか。

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デュースをソファに座らせ、話の続きを聞くことにした。

ﾃﾞｭｰｽ「…お前達も、最近やけにフェリックス先輩がイライ

ラしているのは知っているだろう？」

え、待って。A様そんなにイライラしてたの？気付か

　なかったんだが…？！

ﾃﾞｭｰｽ「それが遂に爆発してしまったらしい…。」

ｴｰｽ「マジかよ…。」

ﾃﾞｭｰｽ「何があったのか、僕やエースが聞いても答えてく

れないんだ。心配でしょうがない…。」

ﾕｳﾅ「じゃあ、私がA君に会いに行くねぇ♡」

そう言ってオンボロ寮を出ていってしまったユウナ。え、

やばくね？余計悪化するんじゃない？

それを感じ取ったのか、エース達もハーツラビュル寮へ向

かった。