紳士的イケメンは悪女を気遣う―荒野の反逆者🦁 (ページ26)

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🦁―荒野の反逆者。ページ26

AShift

「あのお高くまとったスカし野郎の悔しがる顔が世界中に放映される。想像するだけで鼻歌が歌いたくなるじゃねぇか。なァ？」

「ふふ。それは視聴率が取れそうな画ですね。」

「うんうん。仲間外れはよくねーよな。」

『マレウス先輩も、話せば優しい人なんですから。』

レオナ先輩の言葉を聞き、アズールやカリムも賛同した。

「えっ、何この流れ？殿堂入りでいいって思ってるの、僕だけ？ゑ？A氏もそれでいいの？まじ？」

「ってわけで、センセー。マレウスの殿堂入りの話は無しだ。」

イデア氏の話を全く聞かずに学園長に問いかけるレオナ先輩。

「やれやれ……分かりました。
しかし、今年も同じよう状況になるなら来年こそ彼を殿堂入りにしますからね。
フェリックス君なら正しい判断をしてくれると思っていたのですが……ハァ。」

『では、本日の議題はこれで終了です。皆さん各寮に戻りましょうか！』

「ちょっとフェリックス君？！無視しないで下さい！」

なんかボソボソ言ってる学園長。僕は知らねーからな。勝手に嘆いてろ。

「ところで、今日の寮長会議……またマレウスだけ呼び忘れてない？」

「「「『あっ！』」」」