紅葉が十七枚 ページ20
、
時空神も暗黒神も太陽神も目を見開いている。
それもそのはず。
『人の心を読む』何て、このランクでは無理だ。
なのにそれを成し遂げようとしている。
(何なんだ…。もしや怪物なのか?)
太陽神の心の声。
だから、化け物だって言ったじゃん。
今更だよ。
(此奴の言ってた事は本当だったのか…。)
時空神の心の声。
信用されて無いんだね。
当然か。
今日始めて会ったんだもの。
(此奴、只者じゃ無いな…。危険人物か?)
暗黒神の心の声。
まぁ、最悪の場合、そうなるかな?
人を消しちゃう事なんて、簡単なんだから。
ふ、と横に気配を感じた。
チラ、と横目で確認する。
まぁ、彼奴くらいだろうけどね。
急に現れて急に消えるのは。
「遅いね。スイ。寄り道でもしてたの?」
その人物に話し掛ける。
あはは、と笑って返して来た。
「やだなぁ。僕に寄り道する所なんてある訳ないじゃ無いか。僕は君の能力なのに。」
そりゃそうか、と此方も笑って返す。
私には能力がある。
それも二つ。
一つは、スイである『目で望む』能力。
一つは、私の命である『目を燃やす』能力。
何方も危険だ。
スイは消そうと思えば何でも消せる。
『燃やす』は、人を失明させる事も出来る。
結局は、何方も人を殺せる能力なのだ。
望めば、何でも出来る。
自分の姿を他人から見えないようにする事も、人の心を読む事も。
そんな風に考え込んで居たら、ペシンと頭を叩かれた。
「痛い。何?」
睨み返すと、ヘラヘラと笑っている顔と目が合った。
「考え過ぎはダメって、前言ったでしょ?なのにそれを破るから、ついつい頭叩きたくなっちゃって。
つい、って痛ァ!?」
殴り返してやったぜ。←
そしてまた、スイが口を開く。
「そうそう。僕が寄り道するのは君の所だけだからねって言おうと思ってたんだ。」
何その台詞。
何だっけ。
あのチビキュウビが使いそう。
落とし文句だ思い出した。
さらっと言うもんだから、此奴に人の心はあるのかと疑いたくなる。
「お前、人の心あんの?」
「あるよ。それよりも、此処の人たち、話についてこれてないよ?良いの?」
「あ、忘れてた。」←
「酷いね!?」
自分の思ってたことを聞くと、さらっと返ってくるし、私が忘れてた事を指摘する。
そして突っ込み。
此奴、やるな!←良いのかよ!あれ?デジャブ?
「取り敢えず宜しくね!エンマさん達♪」
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ビーチ姫
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秋春 - 死音さん» うわぁあああマジか私ヒビヒヨ、いや、ヒビヤ受け派だ!背の小さい子は受けだ!!うん!! (2018年4月3日 22時) (レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)
死音 - 秋春さん» YES、I Do (2018年3月28日 17時) (レス) id: 131cb3847a (このIDを非表示/違反報告)
秋春 - そなた、ヒビモモ派か (2018年3月21日 15時) (レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)
死音 - 外すの忘れてたんですよ。ガマ土とかキュウオロとか出そうかなとは思ってるんですけどね〜。アドバイスありがとうございました! (2017年10月15日 14時) (レス) id: 131cb3847a (このIDを非表示/違反報告)
秋春 - (続き)ますので。長々とコメント失礼しました。 (2017年10月14日 19時) (レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)
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