紅葉が十二枚 ページ14
秋女side
何なの！？
意味解んない！
碧があんな人だった何て！
誰かに操られてるとか？
でも妖気感じ無かったし…。
あれが碧の本音？
意味解んない。
「嗚呼もう、こんな世界、ある意味あるのかな？」
小声で言ったつもりだった。
「ある意味はあるぞ。未来は変えられる。」
誰かが言った。
ふと顔を上げた。
そこには、碧がゲームで欲しがって居た妖怪が居た。
エンマ大王様似の、肌が白いエンマ様。
此処まで言ったら解るよね？
そう、私の目の前に居るのは、時空神エンマ様。
「時空神様！？」
そう呼んでしまった。
けれど、笑い飛ばしてくれた。
「何だそれ(笑)それより、何でさっきあんな事言ったんだ？」
さっき？
あ、あれか。
世界のある意味についてだ。
「それは、私が、私の主に嫌われてたから。私は、その主に会う事が生き甲斐だったの。でも、嫌われてるなら、捨てられたなら、もう要らないかなって。」
そう、ありのままを話したら、そっか、とだけ呟いた。
「なら、未来を変えれば良い。さっきも言っただろう？未来は変えられると。」
そう言えば、そんな事を言って居た気がする。
意外と優しい人…。
これ思ってるの知られたら、怒られるかねぇ。
「お前今、かなり酷い事考えてただろ。」
何故わかったし。←
「顔に出てるんだよ。意外と優しい人だなぁって思ったろ。」
「凄い！正解！」
「やっぱり思ってんじゃねぇか！」
思わずありのままを言ってしまった。
やっべ、怒られるや。←←←
「兎に角、家は？あるのか？」
本題か。
「あるよ。でも、帰り辛いかな。主が居るから。」
多分まだ、険悪ムードなんだろうな。
悪い事しちゃったなぁ。
それにしても、あんな風に思われてたなんて…。
私が出る事が減ったなぁとは思ってたんだけどね。
雪炎は何を見て来たんだろう。
「俺の所に来るか？」
突然の時空神の言葉。
「は？」
思わず、素っ頓狂な声で聞き返した。
「だーかーらー。俺の所に来るかって聞いてるんだよ！帰り辛い原因が無くなるまで！」
そういう事か。
これ、帰った方がいいのかな？
あんな状況作ったのに、ノコノコ帰って来てんじゃねーよバーカ。
とか思われてたらどうしよう。
いいや。
「うん。行く。」
二つ返事で返した。
「そうか。じゃあ、ついて来てくれ。喧しいのが二人と、中二病が居るけど、悪い奴らじゃないから。」
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シール
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ビーチ姫
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秋春 - 死音さん» うわぁあああマジか私ヒビヒヨ、いや、ヒビヤ受け派だ！背の小さい子は受けだ！！うん！！ (2018年4月3日 22時) (
レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)
死音 - 秋春さん» YES、I Do (2018年3月28日 17時) (レス) id: 131cb3847a (このIDを非表示/違反報告)
秋春 - そなた、ヒビモモ派か (2018年3月21日 15時) (レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)
死音 - 外すの忘れてたんですよ。ガマ土とかキュウオロとか出そうかなとは思ってるんですけどね〜。アドバイスありがとうございました！ (2017年10月15日 14時) (レス) id: 131cb3847a (このIDを非表示/違反報告)
秋春 - （続き）ますので。長々とコメント失礼しました。 (2017年10月14日 19時) (レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)
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