紅葉が六つ ページ8
大ガマside
おいおい。
嘘だろ?
あの仲の良いアッキー達が喧嘩だなんて。
先にアッキーが仕掛けたよな?
て事は、アッキーが悪いのか!?
ないない。
あのアッキーがだぞ?
取り敢えず部屋に入る様に促したけど、今も距離を離して歩いてるし…。
マジで仲悪くなったのか!?
後で聞く必要がありそうだな…。
ちら、とアッキーを見ると、計画通り、とでも良いそうな顔をして居た。
目が鋭い。
元々雪炎が嫌いで、仲良くしてる振りをしてドン底に突き落とす作戦か!?
それが上手く行ったのか!?
すると、ぽつりとアッキーが言った。
「計画通り………♪」
やっぱりー!!
こいつ、雪炎の事嫌いなのか!?
やっぱりそうなのか!?
此奴って悪い奴だったのか!?
疑いたくねぇけど…。
あの笑みが気になるし、かと言ってあんなに良い奴を疑えるほど俺は懐が狭くねぇぞ…!
取り敢えず、大広間についた。
此れからどうなんだよ…。
何なんだ…。
春オロチside
アッキー。
あの言葉。
あれって…。
某女神達のゲームじゃない!?
何で雪炎ちゃんも知ってんの!?
嗚呼。
思い出しちゃうなあ。
あの、心優しい人間の事を。
私達の中立。
悠。
それにしても、急に演技を始めるとは…。
やるな!←良いのかよ。
そう言えば、何で演技を始めて、アッキーが悪者役なんだろう?
『こんな世界、無くなって仕舞えば良いのよね?』
か…。
疑問形だった。
アッキーが本当に思ってる事?
それの前に某女神達のゲームの台詞を入れて、さも此れは私が思ってる事じゃないって言ってるみたい。
何でかな…。
『私には碧の居る世界が全てなの。それ以外は何も要らないでしょ?』
此れも?
そうだとすると…。
何て、可哀想なんだろう。
自分の本音を演技に隠して、普段は笑って…。
碧も悠もそうだった。
自分を隠して。
だから、あの赤頭巾の鎌を持った子の台詞を言ったのかな…。
「嗚呼。やっぱり泣けないや。」
こんな言葉が聞こえた。
横を見た。
横にはアッキー。
悲しそうに笑ってる。
だからなのかな…。
『泣けないや。』
そんな事言わないでよ。
対の子といれば、泣けるんだよ。
こっちも狂ってる。
中立が居なくなったから。
死んじゃったから。
「もうどうだって良いや。」
今度は某ボカロ曲。
そんなに現実が嫌なの?
何で…。
そんなに、世界を嫌うの?
「そんなの簡単だよ。碧が居ないからさ。」
ラッキーアイテム
シール
ラッキーキャラクター
ビーチ姫
1人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
秋春 - 死音さん» うわぁあああマジか私ヒビヒヨ、いや、ヒビヤ受け派だ!背の小さい子は受けだ!!うん!! (2018年4月3日 22時) (レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)
死音 - 秋春さん» YES、I Do (2018年3月28日 17時) (レス) id: 131cb3847a (このIDを非表示/違反報告)
秋春 - そなた、ヒビモモ派か (2018年3月21日 15時) (レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)
死音 - 外すの忘れてたんですよ。ガマ土とかキュウオロとか出そうかなとは思ってるんですけどね〜。アドバイスありがとうございました! (2017年10月15日 14時) (レス) id: 131cb3847a (このIDを非表示/違反報告)
秋春 - (続き)ますので。長々とコメント失礼しました。 (2017年10月14日 19時) (レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ