紅葉が二十九枚 ページ32
ヒビヤside
あのお姉さん…。
確か、秋女さんだっけ。
あの人、ぼんやりしてるし、掴めない性格の人だな…。
まるでコノハだよ。
「おい、ヒビヤ。早く行くぞ。」
団長に呼び掛けられた。
「あ、わかった。今行く」
簡単に声を掛け、たたた…と駆け寄る。
その時、目の奥が熱くなった。
液体の中に入っているよくわからない強そうな人？たち。
この真ん中で笑っている誰か。
何処と無く秋女さんの面影が見える。
ここはどこ…？
見るところを広くすると、意外なことがわかった。
人間界の、廃ビル。
それも、僕らのアジト付近だ。
すぐに乗り込めるかも…。
でも、何と無く、今言うのはやめておいた方が良い気がした。
だって、
何処と無く秋女さんの面影がある人が、何処と無く春オロチさんの面影がある人を液体につけていたのだから。
信じられなかった。
この目の前のことが信じられなかった。
この人は、この人の姉って聞いてたから。
なんで、どうして。
疑問ばかりが頭を埋め尽くして行く。
もう誰の声も聞こえない。
団長が何か言っている。
セトさんが何か言っている。
おじさんが何か言っている。
『ダレカ』が『ナニカ』を言っているけれど、何も聞こえない。
このまま、僕の意識は闇の中へと行ってしまった。
ふと、ヒヨリの姿が目に映った。
次に、おばさんの姿が目に映った。
ごめんね、ヒヨリ。
僕は、君と違う誰かが好きなんです。
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ビーチ姫
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秋春 - 死音さん» うわぁあああマジか私ヒビヒヨ、いや、ヒビヤ受け派だ！背の小さい子は受けだ！！うん！！ (2018年4月3日 22時) (
レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)
死音 - 秋春さん» YES、I Do (2018年3月28日 17時) (レス) id: 131cb3847a (このIDを非表示/違反報告)
秋春 - そなた、ヒビモモ派か (2018年3月21日 15時) (レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)
死音 - 外すの忘れてたんですよ。ガマ土とかキュウオロとか出そうかなとは思ってるんですけどね〜。アドバイスありがとうございました！ (2017年10月15日 14時) (レス) id: 131cb3847a (このIDを非表示/違反報告)
秋春 - （続き）ますので。長々とコメント失礼しました。 (2017年10月14日 19時) (レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)
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