【銀魂】100日後に死ぬ(死なない)高杉晋助【高杉晋助】

61日後に死ぬ(死なない)高杉晋助 ページ39

三月十日(水曜日)






今日は気分が乗らなかったので晴れていたし、屋上で昼寝する事にした。
まだ少し冷えるが南の風が吹き始めたので日差しと相まって随分と暖かい。

昼寝用のビニールシートを敷いてそこに横になっていると、ふと神威の声が聞こえる事に気が付き体を起こす。
下を見ると、校庭に神威と沖田。
何かしている二人を見ていると、慌てたような様子のAが玄関から飛び出てきた。
いや今授業中……と屋上から思いながらさらに見ているとどうやらAは二人を止めようとしているようで。

あのノリがいいAが止めるなんて絶対ろくな事じゃねぇぞ。にしてもアワアワするA可愛いな。というぼんやりとした思考に、俺は弾かれたよう立ち上がった。

そうだ、沖田と神威の、Aが止めるような事だぞ？
絶対やべぇ、ワンチャン校舎壊れらァ。
慌てて階段を駆け下りて校庭に出ると、既に何かが始まりそうで。


「おいテメェら！何やってあがる」

「あり？晋助じゃん」

「高杉の旦那も参加しますかィ？」

「晋助、晋助もこのバカ達を止めてよ」


俺は沖田と神威の手に持っている、そして足元に散らばっているものを見て俺は眉をピクリと動かして聞いた。


「……ちなみに、なにをやるんだ」

「そりゃあもちろん」

「卵合戦でさァ」


俺はため息を着いてつかつかと二人に近づくと、拳を握って二人を殴る。


「食いもんで遊んでんじゃねー！」


(ちなみに今回使おうとしていた大量の卵は神威と家の冷蔵庫が壊れた時に食べられなくった卵を使ったらしい。嫌だがダメだ)

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