六日 ページ6
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リビングに行くと、甘い香りが一層濃くなる。
「お、いらっしゃい」
「お邪魔してまさァ、万事屋の旦那」
「こんにちは、白いお侍さん」
「銀ちゃん何ケーキ?」
「今日はチョコ潰してぇ気分だったからチョコケーキでーす」
「わお、理由が猟奇的!」
エプロン姿の銀ちゃんはサッと棚から皿とフォークを出す。
なんでおめーが晋助んちの食器の場所知ってんの?と思わない事も無いけど、確か銀ちゃん先生に糖質制限かけられてるんだっけ……
晋助は自炊しないし食材さえ持ち込めば後は放置だから、実質作り放題で居心地がいいんだうな。
テーブルを挟む、ふたつのソファのいつもの場所に座った。
決まりがある訳では無いけれど、何となく定位置というものがある。
ちなみに私は総悟の正面で晋助の隣だ。
そうこうしてるうちに、晋助さんが神威にアイスコーヒーを、総悟には冷たい紅茶、私には冷たい緑茶を出してくれる。
晋助の選ぶ豆や茶葉はいいものばっかりで、入れるのも上手いから、とっても美味しい。
「うめぇか?」
「うん!流石晋助の選んだ茶葉なだけはあるね」
「なら良かった」
そう笑うと彼は自分のコーヒーに口をつける。
やがて銀ちゃんができたぞ〜とホールケーキにしても大きなケーキを持ってくる。
まあ、どうせ神威と銀ちゃんでほとんど食べちゃうんだけどね。
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美結菜 - とても面白いです!続き楽しみにしています! (2023年2月10日 18時) (レス) @page49 id: f842e5f119 (このIDを非表示/違反報告)
沖田レイア(プロフ) - 神谷さんさん» 神、以外の言葉が思いつきません……神谷さん神様ァあああ!!ありがとうございますぅううう! (2021年8月24日 0時) (レス) id: b13dceedcd (このIDを非表示/違反報告)
神谷さん - 捨てるわけないっすよ!!!私も読書感想文書かなきゃですよ!仲間ですね!()健全な高校生の高杉くん、ものすごく好きです!次回作に期待してますよ!愛してます! (2021年8月23日 22時) (レス) id: 9406ab1259 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沖田レイア | 作成日時:2021年1月3日 0時