四十六日 ページ46
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しかし先程も言った通り人間の思考という物は似通っておりまして。
「どこも満室だったねー」
「ああ……そうだな……」
結局ピンクなホテルのしかも一部屋しか空いていなかった。
なおも帰ろうとする晋助をどうにか引っ張って、現在に至る。
彼は俯いて目を見開いていた。
珍しく私の言葉に上の空で返事をしながらベットの端に座って動かない。
この部屋だけ空いていたのは、ここだけ料金が高かったからだ。まあそれにしたってタクシーで帰るよりよっぽど安いのだが。
一体どんなオプションが……と思いながらベット脇のリモコンのようなものを覗き込もうとして……それが瞬時に目の前から消えた。
驚いて晋助を見ると、息を切らしながら何かを後ろに隠している。
「えっと、あの、そうだ。ご両親に電話しねぇと」
「うんそうだね。ところで後ろの……」
「よーし善は急げだ。電話貸してくれ」
まあ、ここははぐらかされてあげようか、とバックからスマホを取り出して渡す。
教えてあるパスワード(000810)でロックを解除すると流れるような動作で父か、もしくは母の携帯に電話をかけた。
スピーカーにしてくれたようでベットの上に置く。
『もしもし、A？』
「あ、こんばんは。Aさんの携帯で電話をかけさせていただいた高杉晋助です。実は……」
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美結菜 - とても面白いです！続き楽しみにしています！ (2023年2月10日 18時) (
レス) @page49 id: f842e5f119 (このIDを非表示/違反報告)
沖田レイア(プロフ) - 神谷さんさん» 神、以外の言葉が思いつきません……神谷さん神様ァあああ！！ありがとうございますぅううう！ (2021年8月24日 0時) (レス) id: b13dceedcd (このIDを非表示/違反報告)
神谷さん - 捨てるわけないっすよ！！！私も読書感想文書かなきゃですよ！仲間ですね！()健全な高校生の高杉くん、ものすごく好きです！次回作に期待してますよ！愛してます！ (2021年8月23日 22時) (レス) id: 9406ab1259 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沖田レイア | 作成日時：2021年1月3日 0時
