【銀魂】ラブコメだなんて絶対に言わせない【高杉晋助】

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「……と、言うことで先輩に却下された為すいません」

「は！？どういうことよ！」

「お化け屋敷作り頑張って下さいって事ですね」


信じられないと憤慨するゆきこさん。
可愛い顔が台無しだよ。
女の武器は涙だけれども、最高の化粧は笑顔だって会長が言ってた。


「じゃ、そういう事なんで」

「待ちなさいよ！」

「私に何を言っても無駄ですよ！ご自分で交渉してください」


Bダッシュで走る。
体力に自信はないけど、ま、ゆきこさんよりは。
このまま生徒会室に逃げ込もう。


(やっぱり)


あそこはもう私の居場所なんだ。
これからは、そうむざむざと手放すものか。
どうやら私は高杉先輩の懐に入れてもらえたらしいし。


「しっつれいしまーす」

「あ？A？」

「あれ？土方先輩いらっしゃったんですか」


勢いよく扉を開けると、土方先輩。
昼休みだし、生徒会室には誰もいないと思ってたのに。
まぁ別にいてもいいんですけどね。
ただ驚いたってだけで。


「ああ……外で食べるとうるさくてな」

「それで生徒会室でお昼を。なるほど理解しました」


人気者は大変ですねぇ。
高杉先輩や会長も然りですが。


「Aは？珍しいじゃねぇか、こんな時間にここに居るの」

「ああ、逃げてきたんですよ」

「あ？誰から？」

「ふふふ、色々ですね」

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