【銀魂】ラブコメ、だなんて…【高杉晋助】

☆ ページ19

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「そういやぁ、Aは文化祭誰かと回るのか」

「回る友達がいないっすね」

「……なんか、すまん」

「おいやめろ。なんか私が悲しい人みたいに……あれ？私、悲しい人？」


教室で孤立する若干嫌がらせ受けてる系ボッチ……
やばいよ、自分で言ってて涙出てきた。


「でもほら、お前には彼氏様がいるんだからまだマシだろ」

「自分で言いますか普通……」


なんて駄弁りながら廊下を歩いていると、可愛い女の子が飛び出してくる。
茶色い髪がふんわりとウェーブしていて、お人形さんみたい。


「晋助くん、ゆなの作ったお弁当食べて！」


……ゆ、勇気ある人だね。その、一応彼女が隣に居るんだけど。
まあ、あんたなんかが晋助様の彼女になるなんて認めない人なんでしょうけど。
残念！あなたに認められようだなんて思ってないんで。晋助さんに認められたいだけなんで。
Aちゃんの鋼メンタルは傷つきませんよ。


「……おい、ゆなっつたか？見てわかんだろ、彼女居るって。こういうのやめてくれねーか」

「でも、こんなブス晋助くんには釣り合わないよ」

「Aはブスじゃねぇし、お前は自分の事美人だとでも思ってんのか？」

「……え？」

「少なくともお前より俺のお袋の方が何倍も綺麗だよ。……行くぞ、A」


ぐい、と手を引っ張られる。
最後にちらりと見えた女の子は呆然としていて。
……なんか、可哀想……


「……A、平気か？」

「え？あ、別に気にしてませんよ。それより晋助さんってマザコン……」

「ちげぇ！」








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冬休みの宿題がようやく終わりました！
これから毎日投稿します！

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