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そんな事があってから俺は学校を休みがちになっていった。というのも歌手としての活動が少しずつ動きだして、事務所と学校を行き来するような生活を送る様になったからだ。
グループで活動していく事が決まり、これから先一緒にやっていく事となるメンバーと顔を合わせたり俺たちの身の回りの管理をするマネージャーが決まったりと慌ただしく毎日が過ぎた。
少し自分の思い描いていたものとは違ったが、それでも確実に夢への階段を登っていることは明確だったから、充分過ぎる程幸せを感じていた。
久しぶりに丸一日学校に居られる今日は朝からなんだかソワソワした。
学校に来れる回数はもう限られていた。二学期が終わると同時に俺のここでの高校生活は幕を閉じる。
そんなこととは露知らず、いつものように皆が通学途中に俺を見つけては「おはよー」と肩を叩く。
校門を入ると長谷川と吉岡がじゃれ合いながら歩いているのが見えて駆け寄った。
「よぉ、おはよーさん。」
2人の間に割って入ると驚いた顔をした後に笑顔を向けて「おはよー！」と俺を小突いた。
長谷川「西島、最近しょっちゅう休んでねぇか？具合でも悪いの？」
「あぁ！いや、んなこと無いよ笑 ダメだねぇ〜全然朝起きられねぇの笑」
吉岡「っとに！子供かよ！笑 留年したら先輩ヅラしてパシってやるからな！笑」
何だかんだ心配をしてくれている皆に何も話していないのは気がひけるが、別れが辛くなるから黙っているつもりでいた。
適当にごまかしながら会話を続けていると2人が話し始める。
吉岡「悠太、今日部活休みだったよな？帰り4人でなんか食い行こーぜ。」
長谷川「あ！今日部活休みかー忘れてたわ！だからバイト入れたんだった。悪りぃ行けないわー。」
こいつらのいう4人は松川とAちゃんを含めたメンバーの事だということは聞かなくてもわかった。
「Aちゃん元気？」
深い意味なんて無い。ただ気になっただけ。すると過剰に反応するのはやっぱり…
吉岡「ああ、元気元気！元気過ぎるくらいよ。足もすっかり良くなってまたちょこまかと走り回ってるよ笑」
あまりにも嬉しそうに話すから俺、妬いたのかな。
「Aちゃん、ほんと可愛いのな。」
一瞬向けられた吉岡からの視線は、完全に敵を見る目をしていた。
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nikiki(プロフ) - あっ、見えない原因が多分分かりました笑 ありがとうございます (2020年4月26日 15時) (
レス) id: f8ae1d9c82 (このIDを非表示/違反報告)
Ika2424(プロフ) - nikikiさん» コメントのお返事遅くなり申し訳ありません泣 3なのですがフラグが立ってしまいまして１８歳未満は観覧出来なくなってしまいました…折角読んで頂いているのに申し訳ない次第です！18歳以上で御座いましたらそのままご覧頂けるかと思います(o^^o) (2020年4月26日 2時) (レス) id: 97f9b005f0 (このIDを非表示/違反報告)
nikiki(プロフ) - 失礼ですが、どこで3を読めるですか？続きすごく気になります！ありがとうございます。 (2020年4月25日 5時) (レス) id: f8ae1d9c82 (このIDを非表示/違反報告)
nikiki(プロフ) - 初めまして、ストーリー見つけてハマっちゃって一気1と2も読みました。2人の恋、大人になって生活環境変わっても変わらずで居るのに、互いに届けてなくてこっちまで胸ギュッて悲しくなりました。素敵なストーリーありがとうございます。 (2020年4月25日 5時) (レス) id: f8ae1d9c82 (このIDを非表示/違反報告)
Ika2424(プロフ) - てんさん» こんなノロノロ更新に飽きずに見て下さってありがとうございます！何だか手違いで書いたものが消えたりとトラブってました汗）恋って楽しいけど苦しいですよね。2人がどんな選択をするのかたのしみにしていて下さい（^人^） (2019年7月1日 0時) (レス) id: 832d371e00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ika2424 | 作成日時：2019年4月7日 8時
