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帰り道。
悠太と美幸と別れた私は西島くんと2人きり。
悠太と美幸が変に気を回してこんな事になったけど、正直ありがた迷惑も甚だしい。
2年前のあの朝の感情がまざまざと思い出される。
西島「昔、一緒に学校遅刻した日思い出すね笑」
あ、覚えててくれたんだ…って単純な私はそれだけで満たされてしまう。
「うん、懐かしいね。」
田舎のこの街並みに彼の美しすぎる風貌はあまりに不自然で、街灯に照らされるたびに目線を外した。
西島「俺、実家に帰らずに近くのホテルとったの。夜遅くなるかもだったら夜中ガチャガチャ家帰るの可哀想だし。」
「優しいね、西島くん。」
西島「そう？優しいの？それって。笑」
無意識に気を遣える彼がみんなにモテるのは当然だよね…。そんでもってこんな外見なんだから…。
「優しいよ。2年前から変わらずに。」
多くを知っているわけじゃないけど、少しだけでも距離を近くに感じさせたかった。
西島「そっかな？笑 Aちゃんはいつ東京帰るの？」
「明日朝に帰るよ！西島くんは？」
西島「俺もー。仕事あるからね。」
「忙しくしてるんだね！凄いねー、芸能人なんだもんね！」
きっとそのとき彼を見る私の目はそれはそれは憧れを抱いたものを見る目をしていた事だろう。
でも後にこんな事を聞いた自分を激しく後悔するとは思いもよらず
西島「Aちゃん、この後まだ時間ある？」
彼がこの時どんな顔をしていたかを見ていなかった事も含め、悔やまれてならなかった。
「私はこの後実家で寝るつもりだったけど、明日も学校は休むし大丈夫だよ？」
西島「じゃあホテル来て一緒に話さない？」
彼のことだから変な意味ではないだろう。特に気にかけることもなく、「うん！」と浮かれて返事をした。
通学で使っていた電車に乗り込んで最寄り駅まで、2人並んで座った。
あの時の私が今の私を見たらどの位驚くだろう。
憧れの彼は今自分の隣で笑っている。
話も頭に入らない程、私は今の状況に酔いしれていた。
西島「ちょっと〜！聞いてた？今の話！笑」
突然現れた彼の顔。
「ひゃっ！き、きいて…なかった…笑」
いきなり覗き込まれて心臓が…限界寸前……
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Ika2424(プロフ) - てんさん» コメントありがとうございます！2の方ですよね？まだ一話もかけていない状態でして(TT)一話書き終わり次第すぐに全体公開致しますので今しばらくお待ちください(>_<) (2019年4月7日 15時) (
レス) id: 832d371e00 (このIDを非表示/違反報告)
てん - いつも楽しみにしています。恋愛写真のパスワードってどうすればいんですか？ (2019年4月7日 13時) (レス) id: 3758975c70 (このIDを非表示/違反報告)
Ika2424(プロフ) - ふみさん» 心をチクチク刺激する展開ですが、ワクワクしてもらえたらこれ幸いです笑 恋って…難しいですねぇ〜。 (2019年3月23日 23時) (レス) id: 832d371e00 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 心が痛くなるねぇ……この展開。少なからず恋心があったんだろうに…… (2019年3月23日 21時) (レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
Ika2424(プロフ) - 楽しみコメント嬉しい限りですーっ(o^^o)コツコツ進めますっ☆ (2019年3月23日 18時) (レス) id: 832d371e00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ika2424 | 作成日時：2019年3月3日 0時
