儚い運命は知っている

運命2 湊side ページ3

とうとう翼に会える。
そう思うと、自然と気分が上がる。

俺は、翼と本当にそっくりだ。4年間会っていないけど、多分髪の長さも身長も一緒だろう、と思う。

父の死は、悲しかった。
今まで過ごしてきた親だったから。

でも、翼と引き離された、という憎しみもあった。



俺たちは、普通の双子と少し違う。

俺らは、2人でいるのが義務なんだ。
翼を守るのは、俺。俺が心を預けるのは、翼。
あの事件があってからは、それが当たり前。


もう二度とお互い以外を信用しないｰｰｰｰ


あれ以来、心に決めたこと。
翼は、これを守ってる？

双子だけど、これは分からないんだ。

翼が幸せなら、信用したって構わないよ。
でも、俺たちは、心から人を信用することができなくなったんだ、きっと。


お互い以外を信用しないことは、誰にも迷惑をかけない、1番いい方法だよね？

俺の守り方は、正しい？

間違ってても、翼に嫌われてもいい。


翼ｰｰｰｰ絶対守るから。

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
作者から

話、短くてすいません！
ここで、少しだけキャラヘイトとかのことを書こうと思ったんです。

私は、別に反対でも賛成でもありません。

確かにアーヤこんなことしないでしょ、とかは思うのですが…

それで、この作品では、KZの絆の強さとか、思いやりを書きたいと思います！

キャラはできるだけ原作に近づけますが…翼の口調がおかしくなると思います。

作品を消してしまう場合もあるので…ご了承ください！

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