夢ノ咲学院に通う紅一点はアイカツシステムを使う (ページ5)

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遂に聞き出した(名前)の秘密㊙️ 宗side ページ5

宗｢A｣

貴女｢？
どうかしましたか？
宗さん｣

宗｢ずっと気になっていたのだが
何故君は左目を隠しているのかね？
影片は隠してる理由を知っているのかね？｣

貴女｢?!｣

みか｢お師さんの言う通り
俺はAちゃんが左目を隠してる理由を知っとる｣

貴女｢みか君！｣

みか｢Aちゃん
前にも言うたで？
お師さんは酷い事は言わへんよ｣

宗｢何の事を言っているのだね？｣

みか｢Aちゃん
伝えてええか？｣

貴女｢………………………
引かないと約束して頂けますか？｣

宗｢あぁ
引かないよ｣

Aは左目にかかった髪を上げ目を開いた
僕はこの時初めて知った
Aは影片と同じオッドアイであることを

貴女｢………………
やっぱりみんな同じ反応をしますね｣

宗｢あ､あぁ
すまない
綺麗過ぎて言葉を失ってしまったのだよ｣

貴女｢?!
き､綺麗？｣

宗｢あぁ
影片と同じオッドアイだが影片とまた違う綺麗さだ｣

そう僕が言うとAは泣き出してしまった

宗｢す､すまない
僕は何か気に障るようなことでも言ったのだろうか？｣

みか｢違うんよ
お師さん｣

宗｢違う？｣

みか｢Aちゃんはお師さんに左目を見せたら避けられると勘違いをしてずっと見せられなかったんよ
中学時代Aちゃんはアイドルの名門学校スターライト学園に通っとったんよ｣

宗｢?!
あのスターライト学園に？
あそこなら高等部もあるのになぜうちの学園に来たのだね？｣

みか｢いじめや｣

宗｢いじめ？｣

みか｢Aちゃん
中等部にいた時入学して数ヶ月も経たんうちにアイカツランキングに堂々の2位に躍り出たんやって？｣

宗｢アイカツランキング?!
しかも2位だと？｣

みか｢トップは絶対に越えられない人やって言うてた
Aちゃんはその人に憧れてスターライトに入学したのに周りの目は酷く冷たかったんやって？｣

宗｢でもそれでは左目を隠している理由にはならないだろう？｣

みか｢Aちゃんな言うてたんよ
中学時代は隠してへんかったって
でも周りから両目違うし左目が赤いなんて気持ち悪いって言われたんやって｣

宗｢それから左目を隠すように？｣

みか｢せや｣

宗｢A｣

貴女｢突然ごめんなさい
いきなり泣いてしまって💦
本当は泣くつもりなんてなかったのにな｣

宗｢泣いてもいいと思うが？｣

貴女｢え？｣

宗｢理由は影片から聞いたのだよ
スターライト学園からうちの学園に来たのは逃げるためだとしてもアイドルとしては完璧だ｣