【ワンピース】あの、俺、脇役キャラなんですけど (ページ4)

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もう、してる？
どこが？

と、思った瞬間、視界が歪みバランスを崩し、地面に手をついた

「な、なんじゃ、視界が」

『どうやら、効いてきたようですね』

「何をしよった」

『これですよ』

Aは胸ポケットから小さな小瓶を取り出した
中身には緑色の液体が入っている

「まさか、麻酔か！」

『当たりです、ですが、並みの麻酔薬では野生の猛獣をもしのぐガープ中将は倒せないので、大型のやつ用意しました』

遠回しに馬鹿にされた？ワシ？

麻酔か、厄介な
だがいつやった？そんな素振りは全くなかった

「いつ麻酔をワシにしよった？」

『始まりの合図がでて、ガープさんが動く前に足元にクナイを投げました』

足元を見るとクナイがガッツリ刺さっていた

え、ワシの超高速の動きよりも早く？だってワシ的に始まって0.1秒もたってない時点で動いたのだぞ

「お前、なかなかの化け物じゃな」

『それはどーも、じゃあ試合終了ってことで』

ガープside終了

ガ「まだまだ終わっとらんぞ」

まだ動く、か
おかしいなー、あれ大型の獣用なんだけど
くらったら、普通人なら１週間は動けないはずなんだけど

ガープはよろよろと立ち上がり、拳を構えた

『なら、もう少しお相手しましょう』

ガープは速攻で仕掛けてきたが、Aは腰から愛用の剣を抜いた

カキンッ

ガ「っ！？おかしいのう、ワシの鉄拳をくらえばどんな剣でも折れるはずなのだが」

『まぁ、一応業物なんでね！』

その調子で、突きを繰り出したが、よけられてしまった

ガ「はぁはぁ」

『さすが、というとこですね』

ガ「だてに中将やっとらんからのう」

『じゃあそろそろ終わらせましょうか』

Aは、鎖鎌を取り出し、分銅をガープの顔めがけて、投げてきた

ガ「ガハハハ、遅い遅い」

『別に当てるのが目的じゃありませんから』

ガ「っ！？」

分銅を避けたガープの目の前にはAが拳を構えていた
そして、ガープの顎に一撃はなった

ガ「がっ・・・」ﾊﾞﾀﾝ

見事にピンポイントに命中し、ガープは気絶した

あーー、この作戦考えるのに一晩費やしたんだもんなー
うまくいってよかったー！

パチパチパチパチ

気づけば、周りには多くの野次馬がいた
ほとんどが海兵だか、何人か将校も混ざっていた

？？「Aよ、そろそろ昇格の話受けてくれんか」

また、昇格の話か

『だーかーら、俺はゆっくりと進みたいんですよ、センゴクさん』