【第五人格】占い師は知っている

22話 ページ23

ｲﾗｲ「A、お疲れ様。チェイス上手だったよ。」


A「…どうも。」


ｲﾗｲ「ふふ、それにしても君は慈悲をかけるのが上手いようだ。」


A「あれは慈悲なんかじゃない。
それと、顔が近い。」



変なやつに絡まれたと思えば、イライ・クラークだった。


話しかけるなり、急に顔を近ずけてくる。


殴ってもいいだろうか。



ｲﾗｲ「照れてるのかい？」


A「照れてないし。」


ｲﾗｲ「謎にツンデレ口調だね。
まぁいいや。ほら、この子と休憩しておいで。
きっと疲れているだろう？」


そう言いながら、フクロウを手渡してくるイライ。


気が利くのが腹が立つ。


まぁ、そんな奴に友好関係を築いている私が言えないけど。


庭にでも行こうかな。

エマがこの前見に来てとか言っていたし。



…
…
…


ﾉｰﾄﾝ「…？あれ、Aちゃん？」


…あ、これ終わった。


ﾉｰﾄﾝ「え？え？
なんで僕を見たら何処かに行こうとするの？」


A「なんの事？」


ﾉｰﾄﾝ「あれ、そのフクロウ…。
あ。そういう事ね。僕、用事を思い出したから！」


A「このフクロウがどうかしたのか。」


ﾉｰﾄﾝ「いや、まぁ…うん。
そ、それじゃまたね…」



血相を変えて何処かに行ったノートン。

フクロウに何かあるのか？

とにかく今は休養を取ろう…眠たいし。

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