ゲーム ページ8
イデアSibe
コンコン、というノック音、「監督生です！」という元気な声が聞こえた。拙者の心臓は跳ね上がる。
せせせｓｒえｓん→せっしゃｙっしゃ、拙者の部屋についにおなごが！？！？！？！？！？
どういうことだ世界は滅ぶのか？今日でツイステッドワンダーランドは滅亡するのかアーメンじゃない！！！！！
慌てて意識を取り戻し、部屋のロックを解除した。
アッ眩ッッッッッッ！！！！！！
「お邪魔します！」
「ァッハイ、い、いらっしゃい....」
監督生氏のキラキラした姿に絶命しそうになる。いや今心臓止まった。
今日はいつものたくさんついた銀のピアスではなく、耳たぶから金のリングだけが下がっていた。
端的に言うといつにもましてどちゃくそ可愛かった。
そんな監督生氏にドギマギしていると、監督生氏は紙袋を差し出した。
えなに？爆弾？あまりにも拙者がきもすぎたから？可愛いとか思ってごめんなさい殺さないで？？？？
「これ、この前奢る約束した駄菓子です。あと、それとは別にお土産でクッキー作ってきました」
ク ッ キ ー 作 っ て き ま し た
イデアシュラウドは絶命した。
これにてイグニハイドは滅んだ。
滅んだのは世界じゃなくイグニハイドだった。
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監督生氏はゲームを一生懸命やっていたけど、正直下手くそだった。
でも下手くそなりに精一杯がんばる姿がなんだか気に入って、また一緒にゲームをするのも悪くないかな、と思っていた。
監督生氏の作ったクッキーは緊張しすぎて味を感じなくて、あとでめちゃくちゃ後悔した。
そして監督生氏はどういうわけか、ずっと楽しそうだった。
こんな拙者といても、楽しそうに笑ってくれていた。
拙者は意味わからんと思ってたけど、前々から所々発送が突飛と思う話はよく聞いていた。
監督生氏の不思議なところの一つなんだろうな、と思って特に気にしなかった。
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作者名：ぴの x他1人 | 作成日時：2021年4月17日 16時
