恋ですね ページ12
アズール氏にあっさり流され、椅子から転げ落ちたががこれは流されていいわけない。
「ここここここ、恋⤴(裏返った声)ですとぉ!?!?せせっssせsy、拙者が監督生氏に!?!?!?そんなわけないじゃないですかヤダーアズール氏ったら何いってんの!!!!!!?!?!?」
「うるさいです」
アズール氏はいらついた様子で、指で机をトントンと叩いた。
「冷静に考えてみてくださいよ。ようは、あなた監督生さんが他の男性と笑ってるのを見て不機嫌になったんでしょう?」
「そそそそそうだけど、そうだけどそうだけどそうだけど、それとこれとは別ですぞ!!!!」
「つまりは嫉妬じゃないですか、何が別だって言うんです」
「まったくもって別ですぞ!?!?別に嫉妬なんてそんなしてないし拙者そんなに心が狭くないのでwそんなしょうもない事で一喜一憂する訳がないwww」
アズール氏はもはや呆れた様子で、ため息交じりに「ハァ〜?」と言った。いや怖。なんで怒ってるの?
「どう見ても一憂していたでしょう。上の空でしたし、あなた無性に機嫌が悪い用に見えますよ、電話したときなんてすごい苛ついてたじゃないですか」
「そ、それは!!!友達の少ない拙者が数少ない友達には沢山友達がいるのにもやっとしただけですぞ!!!」
「あーもう、まだるっこしいですね....いいですか、今から質問します」
アズール氏はとうとうイライラした態度を隠さなくなった。
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「監督生さんにあなたは勉強を聞かれるそうですが、あなたそういうの面倒臭がりそうじゃないですか?どういう気の迷いです?」
「え、い、いや....た、頼られてやっぱ嬉しいっていうかなんていうか.......」
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「恋ですね」
「....」
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こい....鯉...????チッチッチッチ.....\ピコーン/...恋?
「....ば、」
「ハ?」
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「ば、ばばばばばば馬鹿なこと言わないでくれます!?!?監督生氏はそういうんじゃないから!!!!!」
「いい加減にしろ!!!!」
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作者名:ぴの x他1人 | 作成日時:2021年4月17日 16時