こんな偶然があるなんて…/// ２【ころん】

30 ページ31

Aside


“ピーンポーン”

…あれ？

“ピーンポーン”

…ん？

A「ころーん！Aだよー！開けてぇー！！」



“ドンドンドンドンッ…((“ガチャッ”

こ「うるさいって！」


A「ごめんごめんw全然出てこないからwついw」

こ「何が『ついw』だよw」

A＆こ「www」


今日はころんと映画を観に行きます！

映画館なんて久しぶりだなぁ〜。


こ「久しぶりだなぁ〜。映画。」

A「私も。めっちゃ楽しみ！w」

こ「はしゃぎすぎだろw」


えっ？そうかな〜？

でも、顔がにやけてるのは自分でもわかる。


エスカレーターで一階へ。

映画館のあるショッピングモールまで徒歩で15分くらい。

2人で街を歩く。


A「♪〜」

こ「…テンション高いなお前w」

A「だって！楽しみすぎるんだm…うわぁ！」


こ「うぉっ！危ねぇ！」


ころんが私の手を掴む。

私の体はころんの方へ引き寄せられた。

危なかった…こけるとこだった…


A「…セーフ。」

こ「いや、僕がいなかったらアウトだろw」

A「まぁ…ね？…ありがと！ころん！」

こ「どういたしましてw…さ！行こ！」

A「うん！…って…ん？」


私ところんは歩き出した…んだけど。

こけそうになって手を掴んだ時からころんが私と手を繋いだまま。


A「あの…ころんさん？」

こ「何？」

A「あの…これは…なんでしょうか？」

こ「繋いどかないと。A、また こけるでしょ？w」

A「もうこけません！！」

こ「www…いいじゃん彼氏だし？w繋がせてよ。」


…なるほど。

こいつ。さらっと恥ずかしいこと言いやがった。

そんな事言われたらちょっと意識しちゃうじゃん。


…ちょっと…いたずらしてやろ。w


A「じゃ、私も彼女だし？こうしてても良いよね？w」


普通に繋いでた手を

さっと恋人繋ぎに繋ぎかえる。


ころんは一瞬、驚いた様子を見せた。

そのあと、一言。


こ「…ばーか。」


ころんが私の頭をわしゃわしゃしてきた。

その顔は少し赤くなってるような…？


A「…ころん、照れてるんだぁ〜w」

こ「…うるせぇ！」

A「はいはいw」




ちょっと意地悪すると


すぐ顔赤くする。


見てわかるのに強がっちゃうツンデレさん。


でも、普段はとっても面白くて


優しくて。


かっこよくて。


…ますます意識してしまう。

作者から。(だらだら喋ります。)→←29

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す