正反対 ページ6
Your side
美容院って、魔法の場所だと思う。
「ありがとうございました」って言って、
笑顔になるお客さん見ること、やっぱり好きだな。
ジェネの専属やめたこと、後悔してるって聞かれて、
してないって言ったらちょっと嘘になる。
誰にも言えないけど、ほんとは時々、後悔してる。
だけど
戻れる資格なんてないし、そう思う資格さえない。
夕方になり、CLOSEDの看板がドアのにかけらる。
イケメンの上司の人…
確か " ナルセさん " って呼ばれてた。
やっぱりお客さんにも人気みたいで、
指名が絶えないっていうそんな話も
耳に入ってきた。
確かに愛想もいいし、身長高いし、
玲於くんと正反対じゃん。
「お疲れ様、…はい、これあげる」
そんなことを考えれば本人登場。
ブラック缶コーヒーを手渡された
「ありがとうございます。」
「…どうだった?初日は」
ナルセさんは壁に寄っかかって、自分の缶コーヒーを
開け、一口含む。
「はい、とても楽しかったです。
ちゃんとこれから…やっていけそうな感じしました」
「ふっAさんって面白いよね。
なんか、ちょっと変わってる。
…あ、貶してないよ」
「はい、分かってます。」
きっとほんとにいい人なんだろうな、ナルセさん。
「さ、そろそろ俺らも帰ろ。」
お店の鍵を閉じて、ナルセさんと二人で美容室を後にした。
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LEN(プロフ) - 二人の関係が今後どうなるか物凄く気になります。 ゆっくりでいいので更新楽しみにしてますね。 (2020年2月13日 23時) (レス) id: 75d869de6b (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - この作品大好きで最近更新心待ちにしてます!頑張ってください! (2020年2月1日 23時) (レス) id: 15f372c01a (このIDを非表示/違反報告)
なつき - この作品大好きです!スランプ大変かもしれませんが、ずっと読み続けます。リアルでストーリーも大好きです (2020年2月1日 10時) (レス) id: 51c945f113 (このIDを非表示/違反報告)
あき - 更新嬉しいです!お忙しいかと思いますが、楽しみにしています! (2020年1月27日 1時) (レス) id: a756f2870a (このIDを非表示/違反報告)
かな - 仕事から疲れて帰ってきて、寝る前にいつもごろんして楽しみにして読んでます! (2020年1月8日 0時) (レス) id: 388e5f00f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふたば | 作成日時:2019年12月30日 22時