好きだよ、レオくん【佐野玲於】

１５３センチ ページ27

Your side




ハナ「え、じゃあ玲於といい感じなんだ」


「いい感じ…っていうか、恋愛感情が全く入っていないけど、いい関係。みたいな」


ハナ「なにそれ、いいの？それでAちゃんは」




みんなが来る前の楽屋でのハナさんとの女子トーク

この時間が、私はかなり好きだったりする。




「もうこのままでも幸せなのかなぁ、なんて…」


ハナ「じゃあ仮にだよ？
玲於くんに彼女ができたら？Aちゃんどう思う？」


「夜通し泣き続けます。」


ハナ「ほら、やっぱり付き合いたいんでしょ？」





付き合いたい、のかな。

ただ、玲於くんの二歩後ろを歩いていたい。


ずっと隣で歩きたいなんて…贅沢すぎる気がする。





「いっつも、ブスとかチビとか言ってくるんです」


ハナ「まぁ…ブスは言い過ぎにしても、チビは
言い方悪いけど、間違ってないよね」


「ひっどーい！ハナさんまで！」




ハナさんの身長、168センチ

私の身長 153センチ



女同士なのに１５センチ差もあるって…



「いつもはヒールで盛ってますもん…」


ハナ「でもガクってなってんじゃん」


「…大きくなりたい、」

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