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他の人から嫌がらせと暴力を受けていないように言い回し
何度もごめんなさいとジョゼフに謝る。
「ところで、君はなんで対戦には出ないの？」
『…ぇ、と。わ、私が下手…ですから、行きたくないんです…。足を引っ張っちゃうかな、と思って…しまって』
そんな質問が来ることは知っていた。
私が下手で行きたくないから。
ただの自己中な様に言う。
だから、仕方ながら、あたかも私が悪いように言った。
当たり前だけど。
「…へぇ、そうなんだ。…じゃあさ、僕とカスタムマッチしてみない？」
『カス…タム？ どういうこと、ですか…？』
「カスタムも知らないとは…。1対1で練習することもできるし、ロボットと対戦することもできるんだ」
『ロボット…レズニックさんのと…同じような…？』
「んー、とりあえず来てみて。その方が断然早いのだし」
そう、少し無理矢理気味にカスタムマッチというものに連れて行かれた。
よくわからなかったが、少しドキドキした。
楽しいような、ちょっと怖くて、心配で。
「じゃあ行くよ」
とジョゼフさんに言われると、目の前が暗くなった。
ガラスの割れる音がすると、木でできた小屋の前に立っていた。
何が何だかよくわからなくて、しゃがみこんでしまった。
初めてのようだけど、少し懐かしい気がする。
前にも来たような感じ。
近くにはカメラが設置してあった。
少し昔の、アンティークなカメラだった。
『そういえば、ジョゼフさんは…写真家…？』
ぽつん、と言葉を口に出す。
すると隣の機械に赤と黒の光が出て、ジョゼフさんが現れた。
急にドクドクと鳴る心臓が、おぞましかった。
最初、ジョゼフさんと会った時もこんな感じだったような。
「ご名答だよ。よく覚えていたね」
『…ここは…何処です…？』
「荘園の庭の一部さ。軍需工場という」
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マルゴト苺(プロフ) - マッチョメロンさん» コメントありがとうございます。推しからの冷水はもうご褒美ですね！！とてもわかります！！(笑)でも、結構末期な気もしなくもないですね……。 (2020年7月27日 13時) (
レス) id: 899f79a8dc (このIDを非表示/違反報告)
マッチョメロン(プロフ) - 1話目読んでドSピアソンさん(？)に冷水ぶっかけられてるのにそれすら嬉しいと感じてしまった…末期か…() (2020年7月26日 22時) (レス) id: 5927d30970 (このIDを非表示/違反報告)
マルゴト苺(プロフ) - 家の中で走ってコケた人さん» 神作品なんて言葉、私が受け取っていいのかわからないのですが、少なくともそう思っていただけて嬉しいです！私自身も、ハッピーエンドにしたい気持ちがなかった訳ではないので、ハッピーエンドにしてよかったと思っています…！よければ、次作品もお願いします。 (2019年10月5日 19時) (レス) id: b67c642bf8 (このIDを非表示/違反報告)
マルゴト苺(プロフ) - マルゴト柚子さん» そう言ってくれるのは嬉しいけど、100%相手が悪い訳ではないから別に言わなくてもいいよ。公言するようなことじゃなくても「注意書きの位置とか、CSSで見にくかったのかな」とか。次に生かせるから、寧ろ有難いんだけどね。次の作品も頑張るよ…！ (2019年10月5日 19時) (レス) id: b67c642bf8 (このIDを非表示/違反報告)
家の中で走ってコケた人 - もう…凄いっす。夢主ちゃんが幸せになってくれて良かった…ガチで神作品。いやぁ…ここ最近こういう作品バッドエンド多いから凄い嬉しいっす。批判コメなんかに負けず、無理せず頑張って下さい！ (2019年10月5日 15時) (レス) id: 4adf5b306e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マルゴト苺 | 作成日時：2019年8月3日 15時
