97 ページ48
数日後、私たちは仕事を終え事務所に向かっていた
壮五「すみません。Aさんこんな時間に。ほら、環くんも。」
環「(人2)ごめんなー。」
A「別にいいって。寮に送るついでだし！」
時刻は22時半を回っていた
本当はそのまま2人を寮へ送る予定だったのだが、
環が明日の番組で使うアンケート(しかも白紙)を事務所に置いてきてしまい取りに行こうと話していた
事務所に到着するが当然真っ暗だ
何気に雰囲気あるななんて思いつつ鍵を開けるがドアは開かない
可笑しいな。確かに鍵が開く音はしたけど...
何度か取っ手を動かすがドアは開かない
もしかしてと思い、鍵をもう一度動かすとかちゃりと言う音とともにドアはすんなりと開いた
A「え、鍵かかってなかったの？！不用心だなー。」
環「俺らが来てよかったじゃん。」
壮五「いいのか、悪いのか...。」
A「で、どこにあんの？」
環「えっとなー確か...。」
カツカツと廊下に3人の足音が響く
なんか出そうだななんて考えていたら、
事務室のドア手前で、壮五さんが私たちに耳打ちした
壮五「...！しっ！誰かいる！」
え、何？どういうこと？
こんな夜遅くにしかも真っ暗な中誰かいるわけないじゃん
...いや、でも待てよ。さっきドア開いてたし、真っ暗闇に誰かいる...
それにこの間曲も盗まれたし...
ということは、また空き巣！？
少しパニックになるも、はっとする
2人はアイドルなんだ。私が守らなくちゃ...
そう思っていても、怖くて足が震える
壮五「Aさんは僕達の後ろにいて。危ないから。」
A「え、でも。」
言い切る前に、2人が私の前に立つ
少し安心してしまう
けど、環や壮五さんに怪我や危ないことはさせられない
何かあったら、私が...！
環「いた！まて、このっ！」
壮五「そのまま押さえて！殴ちゃダメだよ！」
A「今明かりをつけます！」
明かりをつけると、環くんが空き巣の上にのしかかっていた
しかし、その空き巣は手にスパナを持っている
しかもそれを振り回し、環の手を直撃した
環「うわっ！...いって！」
A「環！」
壮五「環くん...！...よくも、環くんを...！」
前に立つ壮五さんは机からパソコンを持ち上げ、泥棒の頭の上に落とそうとした
ヤバい。これは泥棒より壮五さんを止めないと！
環くんもそれを察知し、壮五さんの手を掴む
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 178人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アイドリッシュセブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Lamp(プロフ) - エレノアさん» あー本当だ...誤字ですね。教えて下さりありがとうございます。直してきますー！ (2019年5月17日 19時) (
レス) id: a8d2d64b17 (このIDを非表示/違反報告)
エレノア(プロフ) - FSCカンパニー、じゃなくて、FSCでファイブスターカンパニーなんですよ(汗) (2019年5月12日 17時) (レス) id: 3eb5819514 (このIDを非表示/違反報告)
Lamp(プロフ) - エレノアさん» そうなんですね！まあ、でも、好きなものにはお金かけたくなっちゃいますよね！ (2019年3月3日 23時) (レス) id: a8d2d64b17 (このIDを非表示/違反報告)
エレノア(プロフ) - Lampさん» アイナナ以外だと抵抗ないですwシノアリスってゲームに特に課金しちゃってて…。 (2019年3月3日 22時) (レス) id: 5d9bc3afeb (このIDを非表示/違反報告)
Lamp(プロフ) - エレノアさん» あーなるほど...。アイナナに限らず、課金するのはちょっと抵抗ありますね...その分そのお金で美味しいもん食べたい派の人なんで(笑) (2019年2月28日 18時) (レス) id: a8d2d64b17 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Lamp | 作成日時：2019年2月9日 14時
