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〈No.3〉Fと☆ ページ5

☆「あれから4日…全然呼ばれねーなー…」

寝起きでボサボサの髪をくしで梳かす
長いので梳かすのも一苦労だ

☆「んー…」
?「あら、スターちゃんじゃない」
☆「あん?ンだよ、エフ」
エ「珍しいわね、髪を結んでないなんて」
☆「そうか?」

長い髪の毛を横に流しながら応答する

エ「あ、結んであげるわよ〜」
☆「いや、いい」
エ「い・い・か・らっ!」

強引に髪の毛を掴まれて三つ編みにされる
無駄に華麗な手つきで髪を結んでいく
無駄に上手いし、無駄に綺麗だし、無駄に

☆「ちけぇよ」
エ「そうかしら?」

首を横にかしげる
女性がすれば可愛らしい行為、だが

☆「野郎がしたら可愛いもクソもねぇな
ナインティがしたら幾分かマシかもだけど」
エ「むっ、失礼ね。アタシだって充分可愛いでしょ
ほら、してあげたわよ。感謝しなさい」
☆「あざ〜す」

三つ編みを撫でてみる
キッチリと結ばれた三つ編みはとても
ツヤツヤしていて、触り心地がいい

☆「そういやさ」

お前って古銃達と殺りあうのか?
と聞こうとした時、「エフ様〜!」とエフを
呼ぶ声が聞こえた

エ「なによ」
兵「きゅるちゅ様がお呼びです!」
エ「あら、きゅるちゅちゃんが?何かしら」

エフは兵士と共に行ってしまった
さて、どうするか
歩みを進める

だが先程からずっと兵士がこっちを見ている
何故だろう、髪が跳ねているのだろうか?
いや、手先の器用なエフのことだ
跳ねさせるはずがない

生憎と鏡は持っていないし
兵士に聞くのも何故か嫌だし
誰かいることを願う

と、目の前から色素の薄い青年が歩いてきた

ゴ「あ、スターやない…か?」
☆「おっ、ゴーストじゃ〜ん
どうしたんだ?なんか付いてるか?」
ゴ「付いとる…な」
☆「え?どこ?ガスマスク?」

顔を確認するようにペタペタとガスマスクを触る

ゴ「いや、髪や」
☆「髪?」

改めて髪を触ってみる
するとフワフワのような、サラサラのような
触っていて不快感は感じない感触がした
この手触りを知っている

☆「…花?なんで…?」
ゴ「お前が花付けるとか気色悪いわ」
☆「は?ワタシが花付けるわけねぇだろ?」

紫色の花を一つ一つ取っては下に捨てる

ゴ「なんや、エフにでも結んでもらったか?」
貴「おう」
ゴ「やっぱそうなんか」

香水のような、甘い匂いの紫の花
パタパタと手で匂いを紛らわしていると

向こうから兵士が走ってくるのが見えた

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー続く

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ウィルゴ・パルテノス - スター君やツヴァイ君やマグ君にイメージCVを付けてください (2019年3月7日 20時) (レス) id: fb4bdb410b (このIDを非表示/違反報告)
陽香 - はじめまして陽香です(^_^)いつも楽しく読ませていただいております!オリジナル現代銃が面白いキャラだなと思います!ストーリーの内容も読みごたえがあって面白い内容だと思います(^_^)今後も応援させていただきます(о´∀`о)頑張って下さい! (2018年11月5日 23時) (レス) id: 0d667bef81 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:甘夏蜜柑 | 作成日時:2018年5月18日 0時

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