04・醜女と同級生 ページ9
【A視点】
『いやーーー……』
マジで見つかんないんだけど！？、なに？竹谷八左ヱ門ってやつ！私から逃げてんの！？だってグルグルグルグル忍術学園回ってるよ！？まぁ、私も！？他生徒から隠れながら！？回ってるから！？見逃してるかもしれないけどさ！？そろそろ見つかってもいいだろ！？
『…………』
ふと目に入ったのは食堂。
……ここ探して、いなかったら自室へ戻ろう。
『お邪魔〜』
……そういえば食堂に堂々と入ったことがない。
ランチピークの終わりごろに裏口からコソコソ入って、食堂のおばちゃんにランチ頼んで、コソコソ影に隠れて食べてたからな…………。
こう、表から入るのなんて本当初めてで新鮮……。
「あ、A。」
『あ、久々知兵助』
……そうだ、そういえば久々知兵助、豆腐を食堂に置いたら合流するって……。いやまて。約束はしてないか。……てっきり合流してくれるもんだと勘違いしてた。
「食ってくか？豆腐」
『あれ〜？竹谷八左ヱ門のことは〜？』
久々知兵助さん？忘れてます？それともどうでもよくなりました？。
……私の予想からして、後者のどうでもよくなったんだろう。彼はちゃっかりしっかり割烹着きて調理場に立っているわけだし……。
「……そろそろ出てこいよ。みんな」
『へ？』
すると久々知兵助の背後から3人の男が……。
3人とも私と同じ紺色の制服だ。……ということは……5年生！！。
しかしそんな感動的な雰囲気でもなく、暖かい歓迎ムードでもなく……。みんな、ただ、ただ重々しい雰囲気を纏ってる。
……5年生が4人。
久々知兵助を除く3人。
よく似た顔の双子とボサボサの髪の男。
よく似た双子のうち、片割れがボサボサの髪の男を小突いた。
催促され意を決したのか、ボサボサ髪の男は私に向かって軽く手を挙げ挨拶を。
「……よぉ」
『……いや、馴れ馴れし！！。』
……私の発言も自分でどうかと思ったが……。あまりにもボサボサ髪の男がかるーくやるからつい口に出てしまった。
「A、こいつが竹谷八左ヱ門だ。」
『……まじ？久々知兵助……』
久々知兵助はゆっくりと首を縦に振った。
『っ……しゃぁぁぁ！！！！！見つけたァ！！！』
思わずガッツポーズ。全身全霊のガッツポーズ。
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みみ - 主人公が大好きだー‼︎(失礼しました) (2023年4月4日 12時) (
レス) @page49 id: e0ef26ab3b (このIDを非表示/違反報告)
わそ姉大好きリスナー - 急に下ネタ出してごめなさい、(^^ω)やはり、滝夜叉丸かわええ (2023年1月27日 0時) (レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
わそ姉大好きリスナー - 滝夜叉丸､､､それは、おっ〇いだぁ！ (2023年1月27日 0時) (レス) @page49 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
おじい(プロフ) - この度、読んでいただきありがとうこざいます。誤字や感想意見などお待ちしております (2020年9月11日 13時) (レス) id: 28025032a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おじい | 作成日時：2020年9月2日 21時
