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『はぁぁぁ〜……』
湯船からお湯が溢れる。
いい湯だな。本当に。
疲れが取れて癒される。
本来、私が風呂入る時は先生方の許可を得て最後に入浴と決められている。
しかしそれは最初の時くらいで1週間も経てば私のタイミングでいいと許可が出た。
まぁ、言わずもがな。万が一間違いが起こるのを防ぐため、風呂が混み合う時間や風呂場の扉の前にある名札をかけるのを義務付けられるけど……まぁ、名札云々は他の生徒も義務付けられるわけだし。
『……。』
今、扉が開いた音がした。
湯けむりで誰が入ってきたか分からない。
思わず構えてしまう。
「はぁ……」
……溜息？……相当おつかれのようだな。
湯気の向こうの誰かは体や髪を洗い終えたのか湯船へ向かってきた。
「……、誰かいるのか？」
『……あぁ、はい。入ってますよ』
「……、すまない。うっかり名札を見るのを忘れて…。」
『あ、そうなんですね。大丈夫です。』
互いに顔を明かさないまま。軽い世間話を交わす。……えっと？……、出た方がいいのか？。声的に男性だったし。
「あぁ、うっかりしている私もまた、美しい」
うん。出ようかな。
なんか怖い人はいってきたし。
「君も幸運だな」
うわ、話振られた、幸運じゃないよ、不運だよ。知らない怖い人に声をかけられて。
『えぇ、あ、うん……おや？』
目が慣れたのかな？目の前の人物の顔が見えるようになってきた。
湯けむりから出てきた目の前の人物、……あぁ。確かに綺麗な顔立ちだ。中身は残念だけど。
……おっと。背中を向けといた方がいいかな。彼の顔に比べたら雲泥の差だ。気分を悪くさせたら申し訳ない。
『……いやぁ、本当に綺麗な顔立ちですね』
「そうだろう、そうだろう。
なぜなら私は学園のアイドル。4年い組の平滝夜叉丸なんだからな。」
『あっ、そうなんですね。ごめんなさい。最近編入してきたもので……』
「編入生……？」
バシャ、と水音を立てて平滝夜叉丸がこちらに来る。
『ちょっと！まっ……！！』
ま、まずい！！！！。
近づかれると色々問題が起きる！！！！。
「……、」
ひぃぃ！！！顔が近い！！美少年だな！！！ごめんな！！酷い顔で！！。
「これは、火傷のあとか？」
『あ、はい。』
「痛むか？」
平滝夜叉丸が火傷のあとを親指ですっ、と撫でる。痛くはないけど、なんだか変な感じだ。
……ん？耳にあたる感覚がちょっと変だな
『失礼』
「……？」
私の火傷部位を撫でる平滝夜叉丸の手を取る。
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みみ - 主人公が大好きだー‼︎(失礼しました) (2023年4月4日 12時) (
レス) @page49 id: e0ef26ab3b (このIDを非表示/違反報告)
わそ姉大好きリスナー - 急に下ネタ出してごめなさい、(^^ω)やはり、滝夜叉丸かわええ (2023年1月27日 0時) (レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
わそ姉大好きリスナー - 滝夜叉丸､､､それは、おっ〇いだぁ！ (2023年1月27日 0時) (レス) @page49 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
おじい(プロフ) - この度、読んでいただきありがとうこざいます。誤字や感想意見などお待ちしております (2020年9月11日 13時) (レス) id: 28025032a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おじい | 作成日時：2020年9月2日 21時
