検索窓
今日:12 hit、昨日:9 hit、合計:229,302 hit

45…知らないことだらけ ページ45

それから数日後。今日は、ランチに玲音を呼んだ
センラさんと付き合ってることいってなかったし


「で?ランチに誘うって珍しいね」
「うん。あのね、私彼氏できた」


私が言うと、さっきまで食べていたサンドイッチが変なところに入ったのかごほごほと咳き込みながら胸の辺りを叩いている。
私が慌てて最初に机におかれた水を差し出すと、急いで飲んでふぅと息を吐いた



「彼氏!?いつ?誰?私も知ってる?」
「えっと、2ヶ月ぐらい前から…玲音は、」


待って、センラさんって玲音が言ってた、終電逃しませんか?っていってる人でしょ?これって玲音も知ってるってことなのかな?



「何となく知ってると思う…」
「なにその曖昧な返事。えー?誰?高校の時の同級生とか?」
「ううん。年上の人。その、終電逃しませんか?っていう人」


私が言った答えに玲音は、は!?と目を大きく開いた


「ちょっと待って。その人にあったの?」
「うん。前の夜ご飯一緒に食べたあとにね〜」


それからあの日あった出来事を一通り話す
一通り話終えると、玲音は脱力したようにテーブルに腕をベターとつけた


「まさかそんな映画みたいな話ってあるんだね〜」
「ふふ。夢みたいでしょ?」
「それじゃ、その人のこと今から質問するからね!まず誕生日は?」


え?誕生日?
うーんと頭を悩ませるとハッとした

誕生日も血液型も知らないことばかり。出身は関西弁っぽいし、関西の方な気がする…


待って、私センラさんのことよく知ってない?
突如舞い降りてきた現実に愕然とした。


「A?なにボーッとしてるの?」
「いや、なんでもない…」


これは、早く聞かないと…
頭の中のメモにセンラさんのことをよく知るとインプットする

46…意地→←44…前と一緒



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (129 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
527人がお気に入り
設定タグ:浦島坂田船 , センラ , 歌い手
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ハチミツ(プロフ) - 甘歌@ラさん» コメントありがとうございます!楽しんでいただけたようで嬉しいです!続編も是非よろしくお願いします! (2019年3月31日 0時) (レス) id: 9c73988fd7 (このIDを非表示/違反報告)
ハチミツ(プロフ) - かさん» コメントありがとうございます!幸せな気持ちになってくださるとは…!とても嬉しいです!続編も是非よろしくお願いします! (2019年3月31日 0時) (レス) id: 9c73988fd7 (このIDを非表示/違反報告)
甘歌@ラ - いつも楽しく読ませていただいています!やっぱりセンラーなのでセンラさん関係の話が好きで、その中でもこの話が好きだったのでコメントしました!続編楽しみに待っています! (2019年3月30日 17時) (レス) id: cc69629506 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - すごく面白かったです!更新ペースも速くて楽しめました!毎回キュンキュンしてセンラーの私はとっても幸せな気持ちになりました!続編楽しみにしてます! (2019年3月30日 1時) (レス) id: 6a9a2fc2e6 (このIDを非表示/違反報告)
ハチミツ(プロフ) - ろっとさん» コメントありがとうございます!この小説の50話分は全て書き終えたので、続編でうらたさんや志麻さん、坂田さんとの絡みのお話を書かせていただきます! (2019年3月28日 22時) (レス) id: 9c73988fd7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ハチミツ | 作成日時:2019年3月11日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。