43…会社での遭遇 ページ43
次の日。パソコンに向かって、キーボードを打つ
現在昼過ぎ。昼ごはんの前にこれを終わらせてしまおうと、少し時計を見てもう一度パソコンに目を写す。
何とか、終わらせると、トントンと肩を叩かれる。振り向くと、なにやら嬉しそうな河野先輩がいた。
「河野先輩?どうしたんです」
「Aちゃんにお客さん来てるよ。あっち」
先輩が指差す先には、なにやら資料が入ったような袋を持ったセンラさんがいた。
「あ、センラさん!」
思わず嬉しそうな声が出た。センラさんはニコッと笑う。
河野先輩は、昼ごはん行っておいで。と言って、自分のデスクへ戻った。
私は鞄をもってセンラさんのところへ向かう。
「センラさん。何でここに?」
「打合せできたんやけど、このくらいの時間ならAも昼ごはんかなーって思って」
あ、そういうことか。それなら、一緒に昼ごはん食べれるかも。
「それなら、センラさん。一緒に昼ごはん食べましょ?」
私が誘うと、センラさんは満足げに頷く。
「もちろん。あ、俺美味しいオムライスのお店知ってるよ。そこいってみる?この会社から歩いてすぐだし」
私が嬉しそうに頷くとセンラさんは良かった。と笑って、歩き始めた。
私が少し早足でセンラさんの隣へ歩くと、センラさんは、少し歩くペースを落とす。
センラさんって足長いんだよな…身長も高いし…
私との身長差は10cm以上だ。
会社の外に出ると、昼休憩が終わった人が続々会社にはいっていく。
お疲れ様ですと互いに言いながら、私達は、お店へいった。
今日の空は少し曇っている。
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ハチミツ(プロフ) - 甘歌@ラさん» コメントありがとうございます!楽しんでいただけたようで嬉しいです!続編も是非よろしくお願いします! (2019年3月31日 0時) (レス) id: 9c73988fd7 (このIDを非表示/違反報告)
ハチミツ(プロフ) - かさん» コメントありがとうございます!幸せな気持ちになってくださるとは…!とても嬉しいです!続編も是非よろしくお願いします! (2019年3月31日 0時) (レス) id: 9c73988fd7 (このIDを非表示/違反報告)
甘歌@ラ - いつも楽しく読ませていただいています!やっぱりセンラーなのでセンラさん関係の話が好きで、その中でもこの話が好きだったのでコメントしました!続編楽しみに待っています! (2019年3月30日 17時) (レス) id: cc69629506 (このIDを非表示/違反報告)
か(プロフ) - すごく面白かったです!更新ペースも速くて楽しめました!毎回キュンキュンしてセンラーの私はとっても幸せな気持ちになりました!続編楽しみにしてます! (2019年3月30日 1時) (レス) id: 6a9a2fc2e6 (このIDを非表示/違反報告)
ハチミツ(プロフ) - ろっとさん» コメントありがとうございます!この小説の50話分は全て書き終えたので、続編でうらたさんや志麻さん、坂田さんとの絡みのお話を書かせていただきます! (2019年3月28日 22時) (レス) id: 9c73988fd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハチミツ | 作成日時:2019年3月11日 0時