I am loved by them ページ12
陸side
____薬の匂い。
俺が嫌いな匂い。
ってことはここは
____病院…?
ゆっくりと目を開く。
見慣れた真っ白な天井が見えた。
そして嗅ぎなれた薬の匂いに
聞きなれた無機質な機械の音。
あぁ。全てが嫌いだ。
紡『…!り、陸さん…!!』
右からマネージャーの声が聞こえる。
ゆっくりと首を声のする方向へと向ける。
陸『…まねー…じゃー…?』
なんとも情けない声しか出ない。
もう、歌えないのかな。
陸『…み、んな…は…?』
紡『先程までいたのですが、お仕事の時間が迫ってしまったのでそちらの方に。』
陸『そ、っか…。…迷惑、かけちゃったな…』
あぁ、ほんと俺って昔から迷惑しかかけてないや。
陸『…俺…人の役に立ったことないよな…』
つい本音が出てしまった。
紡『そんなことないです!!』
するとマネージャーがいきなり大きな声を出した。
紡『陸さんは…陸さんはIDOLiSH7にとってかけがえのない存在です…!!あなたがいなかったら今のIDOLiSH7は成ってない!!』
マネージャーが必死な顔で言う。
俺、まだ愛されてるのかな…。
愛してくれてるのかな…。
ガラガラ…
?『あまり大きい声出さないで。陸の心臓に悪いでしょ。』
陸『っ…!!!』
俺の
憎くて憎くて仕方の無い人が
入って来た。
I must to do→←You were saying goodbye
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ころも。(プロフ) - かなとさん» 私の不注意です。すみませんでした。 (2019年4月29日 19時) (レス) id: b3ab927d1d (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年4月29日 18時) (レス) id: 18d6d807bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ころも。 | 作成日時:2019年4月29日 18時