【刀剣乱舞】乗っとりして愛されを通り越して依存されそう…！？ (ページ38)

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第９１話ページ38

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『つ、るさん……？』

鶴丸「っ、……す、すまんッ！！Aが急に愛しくなって……消えてしまいそうで……」

何やってるんだ俺は……！と、私から顔を背けて頭を掻く鶴さん。

『キスは嬉しいけどやっぱ照れる...ね』

こそばゆさに笑う私

鶴丸「そ、そうか...」

嬉しくて堪らないといった様子で自分の唇を触る鶴さん。

そんなことしてたらもっと恥ずかしくなっちゃうんだけど

『……っま、まぁ、寝よっか！私、明日早いし！ほら、隣どうぞっ！』

……多分明日は早い！

そう。明日は一期さんの本丸、所謂ブラック本丸に乗り込むんだ

まぁ、ここも元はブラック本丸...いや、グレー本丸だったけどね

鶴丸「……良いのか？俺、Aのこと襲っちまうかもしれないんだぞ？」

『大丈夫！私にそんな魅力無いから！』

………………あれれ、自分で言ってて悲しくなってきたぞ？？なんて思いながら布団の中に入る

鶴丸「……何言ってるんだ君は。十分魅力のある女性じゃないか。また奪ってしまうぞ？」

君のココ、と言って私の唇に触れた鶴さんの人差し指。色気半端ないのですが！？

『鶴さんってば……心臓に悪い……』

頬が熱くて両手で包み込む。

『(あー、今の私絶対真っ赤だろうな……)』

鶴丸「まぁ、安心してくれ！まだ君に色々やりはしないからな！」

そんじゃ、失礼するな！と言って私の隣に寝転がった鶴さん

鶴丸「今日は冷えるからなぁ……」

そう言い私の体を包み込む鶴さんに、心臓爆発三秒前の私

なんていうのは冗談だけどね

『鶴さ……』

鶴丸「なあA。俺のこと、国永と呼んではくれないだろうか？」

おやすみって言おうとしたら遮られたよ、ちくせう

『…………おやすみ、国永』

鶴丸「！！……おやすみ、A！」

“国永” と呼んだとき驚いた顔してたけど、直ぐに嬉しそうに笑って私のことをもっと強く抱きしめた彼。

……国永ってば、私の骨折りにかかってるよね