【刀剣乱舞】乗っとりして愛されを通り越して依存されそう…！？ (ページ16)

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第７７話ページ16

【Hasebe side】

光忠が連れてきた主もとい、Aに説教をしている。

Aを横抱きにして連れてくるなんて羨ましいにも程があるだろう...！？

そんな気持ちで隣にいる光忠を睨む。

光忠「！なんだい、長谷部くん？そんなに睨んだらかっこいい顔が台無しだよ」

お前に言われても嬉しくない！！

『そ、そうだよ長谷部くん！せっかくのイケメンフェイスなんだから説教もそこそこにしようよ！』

Aが褒めてくださった

俺から桜が舞って頬が緩む。そんなこと気に出来ない程嬉しい。好きだ。

長谷部「A！そうですね、説教なぞ終わりにして...」

光忠「終わりになんて出来ないよ！！？」

ﾊｯ……そうだった。これも主のためだ

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【You side】

くそぅ、おだてれば何とかなると思ってたのに…！！本当にかっこいいと思ってるけどさっ！

よし、こうなったらダメもとで…！！

『もう、みっちゃんイケメンだよね！二人共大好きだよー！！』

本当に思ってるけど、おだてたら桜が舞った。すごい量

光忠「もう、Aちゃんったら！プリン作ってあげるから待っててねっ！」

長谷部「俺もAのためにぬいぐるみ買ってきますね！！」

『本当！？ありがとう二人共(?)』

え、上手くいっちゃった

慌ただしく部屋を出ていく二人を見送ってから手入れ部屋に向かった。

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『皆！調子どう？』

乱「Aちゃん！」

薬研「いやあ、大将がいきなり走ってったから驚いたぜ？」

『ごめんごめんご！』

清光「あの、A...ごめんなさい。」

か弱い声でそう言ってうつ向いている清光の前に腰をおろす。

『清光？大丈夫だよ。ほら、貴方の判断で一期一振さんが助かったんだから。』

寝ている一期一振さんの頭を撫でながら言う。

清光「っそうだけどッ！！...そうだけど、皆が、」

『清光、私はどの判断が正しいとか、わからないの。でも、皆が嫌だなとかそんな顔...してる？』

私がそう言うと皆の顔を見渡す清光。

清光「して、ない」

『なら、清光が下した判断が正しかった。ね？

...お疲れ様、清光隊長。』

私がそのまま清光を抱きしめると、清光は声をあげて泣いた。