誤解の数珠つながり編2 ページ4
きた、きた、きたっすよ!
「朝霧!ついにやるんっすね!」
「え」
長かった…
真っ赤になって舞の気を本当に引けているのかわからない朝霧
超絶子供っぽい朝霧
ついに・・・
告白するんっすね!
いや、最高っすね!これはあの4人に…
翼side
「杉浦さん!翼君!寺西さん!尚美さん!大事件っすよ!」
俺が食堂でおっさんと休憩していた時、
ものすごいスピードで太一さんが食堂に駆け込んできた。
俺は仕方なく、太一さんのもとへ行く。
「はいはい。何なの?」
太一さんは一人ニヤニヤしている。
どうせ、大したことじゃないんだろ?
団子の特売とか…
「聞いて驚け!朝霧が今から告白するっすよ!」
「ゲホオ!」
俺は飲んでいたコーラを吹き出しそうになった。
は?
杉浦さんはわずかに耳を触り、寺西さんは「キャー!」と叫び、鈴木さんは驚いた顔をしている。
「おいてめえ、空想で言ってるんじゃないんだろうな!」
「もちろんっすよ。この話題の信ぴょう性には自信あるっす。だって朝霧自身が「大好きってどういえばいいんだよおおお!」って、叫んでたっすから。」
俺の顔が真っ赤になるのが分かる。
こういうたぐいの話は苦手だ。
「で、どうするんっすか?翼君、杉浦さん。」
「はあ?」
「え?」
「朝霧に舞を取られるっすよ。だって二人とm…」
ガツン
ガンッ
杉浦さんは太一さんの頭に拳骨を落とし、俺は足にけりを入れた。
「イテテテ!ダブルはきついっすよ!心と体が矛盾してるっす!」
太一さんは半泣きになりながら頭と足を抑えている。
「うわあ、告白いいなあ!」
寺西さんが指を組んで目をつぶる
舞side
私はその後もいろいろと話をした。
昔からこれが好きなんだ。
その時、
コンコン
ドアをノックする音がする。
舞はゆっくりと立ち上がった。
「はい・・・。って、えええええ!?」
そこには、攻略部のメンバーの大半がそこにいた。
「え!?どうしたんですか!?」
「ほら!朝霧!いくっすよ!」
「ちょっと待って!舞さんは彼氏いるし…」
え!?
彼氏!?
「え!?どういうことっすか?まあ、とりあえず、行くっすよ!」
入り口はたくさんの人でごった返していた。
「大好き。なんでしょ!ファイト!」
陽子さんもテンションがすごく高い。
「フレーフレー!朝霧さん!」
「ちょっとやめ・・・。うわああ!」
陽子さんにドンっと背中を押され、前のめりになる朝霧さん。
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りりあん - おもしろかったです !翼君がかわいくて、、、応援してます! (2021年4月1日 21時) (レス) id: d8874eac6a (このIDを非表示/違反報告)
メロンパン(プロフ) - これは…神作ですか…?聞くまでもなく神作ですね!ハハッ← (2020年12月17日 19時) (レス) id: a4612108e9 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ(プロフ) - ゼロさん» ありがとうございます!嬉しいです! (2020年5月28日 14時) (レス) id: a71ea1e4cf (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - 入れ替わり戻った!すごく面白かったです!これからも更新頑張ってください! (2020年5月28日 10時) (レス) id: 4d87f285ed (このIDを非表示/違反報告)
ももち - りんごジュース?wさん» いえいえ〜(*´∀`*) (2020年5月27日 22時) (レス) id: e345ac4012 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒヨコ&いちうさぎ&りんごジュースw x他2人 | 作成日時:2020年1月27日 18時