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沖田「そんなに俺は頼りないかぃ?」
総悟から発せられた言葉はとても意外な言葉だった。
ゆっくりとあげられた総悟の顔はどことなく悲しそうな顔だった。
A「総g…」
僕の声を遮るように総悟は言った。
沖田「Aは、どうしてもそれを秘密にしたかったのかも知れねぇ。でも、自我を保てなくなるまで我慢する必要あったのかぃ?」
こちらをまっすぐみる総悟の瞳。僕は、蛇に睨まれた蛙のように固まってしまった。
沖田「自我を保ててる時は痛くなって言いやしたよね?それなら、何であのとき俺が目の前にいたのに頼ってくれなかったんですかぃ?」
A「だから、傷つけたくなかったから…」
沖田「“傷つけたくない”って言ったって自我をなくしたらどのみち傷つけるもへったくれもねぇーじゃねぇーかぃ。」
なにか言いたかったけど、なぜかなにも言い返せなかった。
沖田「武州の頃から一緒にいた仲間じゃねぇーかぃ…。そんなことで壊れるほど脆いもんなのかよ……。」
総悟とは思えないとても悲しそうな声に、罪悪感さえ覚えてしまった。
僕は、“仲間のために”と思ってしたことで仲間を傷つけてしまった…。
こんなの、仲間のためでも何でもない。
…自分が傷つくのが怖かっただけだ……
___頼ることも仲間のことを信頼している証だぞ。
いつかも誰から聞いたかも忘れてしまったが、不意にこんな言葉を思い出した。
僕は、今最低なことをしちゃったんだろうな…
A「総悟…すまない…。僕は仲間を信じきってなかったのかもしれない。信じたつもりでいたのかもしれない。」
怖がられてしまうという恐怖からいつの間にか自分で勝手に壁を作ってしまったのかもしれない。
A「ただ、まだ全員にこのことを言えるほどの勇気がないんだ。だから、今まで以上に総悟に頼ると思う。それでも良いかな?」
ちょっとずつで良い。自分が長年作り上げてしまった壁を越えていきたい。
総悟はいつものいたずら顔で、
沖田「嘘ついたら速攻で全員に言ってやりまさぁ。」
といってくれた。
僕はつくづく良い仲間に囲まれてるなっと思ったら。
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いきなりシリアスっぽくなったぁぁぁ!!
しかも意味不明な気がするぅぅぅぅぅぅ!
次のページは、ちょっと沖田sideで書いてみます!
※2 沖田sideで→←ある日のことを唐突に思い出すことってよくあるよね
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美味しいイチゴ(プロフ) - 彩さん» 読んでくれてありがとぉぉぉぉぉ!頑張るよぉぉぉぉぉ!! (2017年11月26日 16時) (レス) id: 5a73eb23b2 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 頑張れ!!面白いよ(o´罒`o)ニヒヒ (2017年11月26日 8時) (レス) id: ef0639a461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美味しいイチゴ | 作成日時:2017年11月17日 23時