いや、人間ですが…？【忍たま】

タソガレドキ忍軍 ページ48

昆奈門「殿連れて参りました」

雑渡さんに着いて行きついに着いてしまった…

甚兵衛「入れ」

糸葉『失礼します』

ｽｰｯ

甚兵衛「座るが良い」

糸葉『失礼します』

私はお殿様の前に座った

緊張するんだが…

甚兵衛「早速話に入るが一ノ瀬お主
忍術学園を卒業したらタソガレドキ忍軍に
入る気はないか？」

え

糸葉『私が、ですか？』

甚兵衛「あぁ。今すぐにとは言わん
頭に入れておいてくれるだけで良い」

糸葉『…分かりました
ありがとうございます』

甚兵衛「話は以上だ」

糸葉『失礼します』

タソガレドキに…か

入ってみたい

タソガレドキ忍軍の一ノ瀬糸葉として

忍術学園と敵の関係になっても

忍術学園卒業生の一ノ瀬糸葉としては

忍術学園と敵ではないから

少しずるいけど

そういう考えもありだな

お殿様の部屋から少し遠ざかった所で

雑渡さんが歩く足を止めた

昆奈門「糸葉的にはどうなんだ？」

糸葉『入ってみたいです
人を殺め苦しむこともありますが
大切な人達を守るため強くなりたいです』

人の命を奪うことはとても苦しい

だけどタソガレドキ忍軍に入って強くなり

タソガレドキや忍術学園…まだ会ったことないが

風魔流忍術学校を守る

昆奈門「ﾌｯ君らしいね」

糸葉『はい』

また歩き出した

誰も殺させるものか

二度とあの様な光景は見たくない

私の拳に力が入ったのは誰も知らない



朝

私は台所にご飯を作りに行った

何がいいかな…

？「ん？何をしてるんだ？」

糸葉『あぁおはようございます
諸泉さん』

尊奈門「あぁおはよう」

今日から私は諸泉さんと

一緒に料理を作るのだ

諸泉さんは土井先生に練り物の武器を

作ったことがあるから

かなり家事ができる方だと思う

糸葉『実は何を作ろうかと悩んでおりまして』

尊奈門「ん…確かに悩むな」

糸葉『朝ですからね…』

尊奈門「健康的に焼魚と味噌汁だね」

糸葉『ですね！』

…私種類によっては魚嫌いだけど←
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