いや、人間ですが…？【忍たま】あの、続編ですが…？

図書当番 ページ5

その後土井先生と別れ私は図書室へ行く

前々から行きたかったけど勇気がなくてね←

ｽｰｯ

失礼しますっと

図書室は当番さん以外誰も居なかった

糸葉『今日の当番は不破さんに変装した
鉢屋さんっと』

三郎「えーなんでわかるの〜？」

糸葉『だって私が入った時
迷わなかったし』

三郎「え？」

糸葉『あれから不破さん私に話しかけようか
かけまいか悩んでますから』

ｶﾞｸｯ

鉢屋さんがｶﾞｸｯっとする

三郎「実は雷蔵今宿題中でね〜
めっちゃ悩んでる」

糸葉『へぇ流石ですね』

そう会話をしながら私は本を色々と見る

私は忍者のことについて書いた本と

武術のことが書いてある本を借りた

三郎「学園長先生の本h糸葉『大丈夫デース』
ﾌﾟｯ」

糸葉『では頑張ってくださいね鉢屋さん
いや、不破さん』ｸｽｯ

三郎「！！！」

そうして私は図書室を去る

部屋に戻った途端に鐘が鳴る

食堂行きますか〜

私は本を机に置き

部屋を出た

食堂はまだ混んではおらず

一番端の席を確保した

ご飯は豆ご飯

やはり美味しい

長次「ここ、いいか？」

糸葉『あぁはい』

中在家さんが私の隣に座ると同時に

中在家さんの目の前に鉢屋さんが座る

糸葉『あ、変装バレました？』

三郎「なんで解るんだよ？！」

糸葉『中在家さん怒ってますからね〜』

そう言った瞬間中在家さんの口角が上がる

三郎「ﾋｯ」

糸葉『どんまいです』

私は食べ終わった為席を離れる

三郎「ちょ、ちょ！」

糸葉『ん？』ﾆﾔｯ

三郎「おいー！」

私は食堂から去る

さらば鉢屋さん

昆奈門「君ってたまにＳだよね」ｸｽｯ

糸葉『何の事でしょーう』ｸｽｯ

誰も居ない廊下に響き渡る

私は部屋に戻り本を読む

流石に柔道はない

だが剣道や空手はあるな

習得は本だけじゃ駄目だ

例えばトモミちゃんの稽古時を見学とか

皆本くんと戸部先生の稽古を見学とか

そういうのをしなければならない

じゃないと命を落としかねないし

護りたい人を護れない

変えなきゃ駄目だ

出来ないから仕方ないじゃなくて

出来ないのなら努力をせめてしよう

やらなくて終わるよりもやって終わる方がいい

そうしたら必ず得るものがあるかも知れない

可能性を自ら踏み潰すのではなく

可能性自ら引き出す

それが弱虫な私なりのやり方

しっかりと細かいところまで目を通す

見落とすな叩き込め

「解った」なら「使える」ように

焦りは禁物→←風呂敷

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