1話 ページ1
母「早くしなさい、このノロマ」
『申し訳ありません、お母様』
時は過ぎ、私は悪魔学校バビルスという学校に通う歳になった
この学校名でわかると思うが、ここは魔界。つまり、私は悪魔に転生したのだ
しかし、私は悪魔としてあってはならない障害を持って生まれてしまった。それは、悪魔にあるはずの翼が無い状態で生まれた
生まれてすぐに緊急検査をされたが、原因は不明。親戚のみならず、両親や兄弟にさえも出来損ないとして冷たい待遇を強いられた
母「出来損ないとはいえ、我らヒューズマン家の一員です。一族に泥を塗らぬよう努めなさい」
『はい、お母様』
あと、私が生まれたのは先祖代々続く魔族の一族。一族は皆、この悪魔学校バビルスで上位の成績を残しているらしい
しかし、そんなこと私とってどうでもいいことだ。家は兄様が継ぐことになっているし、親族は皆、私がどこに行こうが興味を持たない。というか、いない存在としている。家で口を利いてくれるのは、お母様と私専属の使用人のみ。と言っても、お母様も使用人たちも嫌々口を利いてくれているだけで、心の中では『何故、こんな奴に』とでも思っているだろう
(誰かと仲良くなれたらいいが、期待はしないでおこう)
ドンッ
「あっ!す、すみません!」
『いや、こちらこそすまない』
校舎へ向かう途中、他の生徒とぶつかってしまった。ぶつかった相手はとてもヒョロく、とても悪魔に見えない。というか、前世で腐るほど見た人間のよう
そんな彼を見た私は思わず…
『1人か?』
「えっ。は、はいっ!」
『ならば、一緒に行かないか?私も1人なんだ』
「ぼ、僕でよければ…」
声を掛け、共に会場へ行かないかと誘っていた
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金平糖兎(プロフ) - 上衣さん» 載せていただきありがとうございます!((o(´∀`)o)) (2019年2月28日 21時) (レス) id: e701178b83 (このIDを非表示/違反報告)
上衣(プロフ) - 金平糖兎さん» 無事映りましたよー!! (2019年2月28日 21時) (レス) id: 7450cb78d0 (このIDを非表示/違反報告)
上衣(プロフ) - 金平糖兎さん» めっちゃ可愛い!!めっちゃ可愛いです!!ええ!?ありがとうございます!!うわっ、めっちゃ嬉しい!!掲載させていただきますね!映らなかったらお願い致します! (2019年2月28日 21時) (レス) id: 7450cb78d0 (このIDを非表示/違反報告)
金平糖兎(プロフ) - 上衣さん» ごめんなさい!もしかしたらちゃんと映らないかもしれないのでもう一度絵を申請しますね! (2019年2月28日 20時) (レス) id: e701178b83 (このIDを非表示/違反報告)
金平糖兎(プロフ) - http://uranai.nosv.org/img/user/data/9/9/2/9924bfee0844230e3ea78dc96997c73b.pngですよー。下手ですが… (2019年2月28日 20時) (レス) id: e701178b83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:上衣 | 作成日時:2018年12月5日 20時