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君がいるなら。 ytym  ページ12

ymside



冷たい風が頬を撫でて、通りすぎていく。



いつの間にか気温はぐっと下がっていて、もう薄手の長袖じゃ寒いくらいだ。


散歩なんてやめときゃよかった。



俺も裕翔も、お互いポケットに突っ込んだ手を繋げたらな…なんて、もう何度考えたかわからないような願いが、また頭に浮かぶ。



メンバーだから、二人で街を歩いてるのを見られたところで熱愛報道が出たりはしない。


でも、それが逆に「俺たちの関係が間違ってる」と言われてるように感じてしまう俺は、やっぱりめんどくさいと思う。



裕「ねぇやま」

山「ん、なに」

裕「次のオフっていつ?」

山「今度の火曜」

裕「まじで⁉実は、俺もその日オフなんだ〜」

山「そうなの?じゃあまた会えるね」



それから少しの沈黙。

昔ほど無言の空間を怖いと思わなくなったのは、けっこう最近じゃないかな。


それでも、「もしかして一人で過ごしたかったかな」なんて、たまに不安になってしまうのは、相手が君だからかな。

・→←作者です。



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オムライスわかな - とても面白かったです(≧◇≦) (2019年11月23日 13時) (レス) id: 34647601f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜兎 | 作成日時:2018年9月22日 15時

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