INVISIBLE LOVE from bluestar

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TAKAHIDE side







『チューしてくれたら起きる』









昂秀 「…酔ってんですか」









『やっぱり冷たいな昂秀』









昂秀 「もう起きましたよね、はいシャワー浴びてきてください」






う〜、眠い〜と言いながらベットから起き上がった彼女。


俺が寝室から出ようとしたら、後ろから抱きついてきて








『…ありがとね昂秀』









昂秀 「いえいえ、服用意しとくんで行ってきてください」









『うん、だいすき』





絶対まだ頭がぼーっとしているAさん。
甘々なAさんにはほんとに慣れない。

やっぱり俺はツンデレな方がいいや。

デレデレのAさんじゃきっとやっちゃいけないことをしでかしてしまう気がするから。









.





『ねえ！！デカすぎる！ばかなの！？』



シャワーから出てきた第一声がこれ。
もういつものAさんだ。








昂秀 「いや、それ俺の1番ちっちゃいトレーナーっすよ？」









『無駄にスタイルいいもんな！』









昂秀 「ぶかぶかっすね(笑)」





ほんとだよ、袖余りまくり…とびろびろさせている。
いちいち仕草が可愛いのもAさんのズルいとこ。







『見てよ、ジーパンなんて踏みまくりだよ？なに足長いアピールか！』









昂秀 「違いますって！(笑)」



ロールアップする為に屈んだ。
すると大人しくなったAさん。








『…ありがとね、昂秀』









昂秀 「いいですってAさんらしくないっすよ〜(笑)」









『ほんとに感謝してるの！ここまで運んでくれたんでしょ？それにご飯だって作ってくれてるし、シャワーと服まで…』









昂秀 「俺がしたかっただけです。
はい、終わり、さご飯食べましょ！」





ロールアップし終えた俺はAさんの頭にぽんと手をおいて背を向けた。









『昂秀〜！！！』


信じられない力で抱きしめてくる。






『だいすき』









昂秀 「はは、ありがとうございます」









『ほんと冷たいな』









昂秀 「いつものAさんです」









『なに私全然可愛くないじゃん』









昂秀 「ははっ」









『否定しろ！』



ほんとは可愛くて可愛くて仕方ないですよ。

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