INVISIBLE LOVE from bluestar

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TAKAHIDE side








『ありがとう海青〜！！！だいすき！！』





ドアに手をかけてきた時聞こえてきたのは彼女の声。

海青さんに電話か…。



なんかすげぇ良くない感情が俺に取り憑いている気がする。


俺のじゃ、ないのにな。









昂秀 「海青さんと電話すか？」









『ま、あね！よし、ぴで上がったしゲームしよ！』









昂秀 「風邪ひかないでくださいよ」




ブランケット貸してくれたら嬉しいなってハートをつけて言ってくるAさんにポイっと厚手のブランケットを投げた。









『あれ、素直じゃん昂秀』









昂秀 「陸さんと北人さんと健太さんに怒られたくないすもん、俺」









『正直すぎるとこ直した方がいいと思うよ！！！』




ほら、こういう所がAさんにとって俺を弟にさせるんだろうな、



せっかく、男の人って意識してもらえたのに。









昂秀 「飲みます？」









『ん〜、明日に残るのやだからいいや。昂秀飲んだら？』









昂秀 「いや、いいっす」



遠慮しなくていいのに〜、優しいお姉さんが介抱してあげるよ？ってニコニコしたあとあって顔をする彼女。








『こ、こういうのがダメなのか…』





やばい、癖だ抜けない！！とひとりで焦って渡したブランケットに顔を埋めているAさんに




昂秀 「そういうのがダメなんすよ」


とデコピンをお見舞しておいた。









『…先輩だ、こら』









昂秀 「よわ、(笑)」









『うるっさい、』





やっべえ、意識してくれてるAさん、死ぬほど可愛い。

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