双子人魚の宝物(者) 3

秘宝106 ページ6

グ「……あっ!そうか!
寮生って寮に住んでるヤツのことなんだゾ?」
エ「まあ、大雑把に言うとそーね。」
グ「ならオンボロ寮には、オレ様たち3人以外にも住んでるじゃねーか!」
ユ「ゴーストたちが!」
主「ゴーストの皆…90年前の選手だもんね…」
ゴースト達もオンボロ寮で暮らしてるから寮生だもんね…
クロ「えぇっ?ゴーストのみなさんを選手に
登録するってことですか!?」
グ「昔強い選手だったって言ってたヤツもいるしうってつけなんだゾ!
オレ様、呼んで来る!
きゃっほーい!テレビに出られるんだゾ〜!」
驚く学園長をよそにハイテンションでゴーストの皆を呼びに行ったグリム…
…そんなにテレビに出たかったんだねグリム…
ジャッ「ったく。何でもありだな……
幽霊相手にまともな試合ができんのか?」
エ「ま、いーんじゃない?ユウと綾乃なんて
選手なのに、魔法が使えないんだぜ。」
…仕方ないでしょ…この世界の人間?じゃないんだから…

デュ「なんだからテレビに出ると思ったら
急に緊張してきたな……」
クロ「ては早速会場へ……
っと、その前に。みなさん、足元に黒い石のようなものが落ちていませんか?」
学園長の言葉に内心ビクッとする…
エ「え?黒い石?」
デュ「学園長が落としたんですか?」
クロ「いえ……見当たらないなら結構です。
さあ、コロシアムへ急ぎましょう。」
ジャッ「ユウ、綾乃行くぞ。」
ユ「みんな、頑張ろうね!」
主「頑張ってね…」
興味なさげにのユウ言葉に続けると
ユ「綾乃も頑張るんだよ!?」
主「……はーい…」
ユウに怒られた…ちぇ…
コロシアムに移動しエキシビションマッチの後半試合が始まってすぐ、私は気絶した…
目が覚めると保健室のベットに寝ていた…
あー…水分補給とかしてなかったから脱水症状起こしたみたい…
グ「あっ、ユウ、綾乃!目が覚めたんだゾ?」
ユ「……あれっ?」
主「…おはよ…」
ちょうどユウ目を覚ましたらしい…
エ「ユウは後半試合が始まってすぐ、グリムが
ぶん投げたディスクが頭に直撃して気絶したの。
んで、綾乃は脱水症状でぶっ倒れた。
覚えてない?」
主「大丈夫…しっかり、覚えてる…」
グ「超ロングシュートをキメてやろうと思ったんだけどな〜。」
主「グリム…反省して…」
明日のツナ缶無しにしようかな…
ジャッ「初心者が無茶な真似するからだ。
それと、もっと体調に気を使え。」
うっ……ジャックに怒られた

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