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「光さん」
八「…ん?」
「光さんは皆の事をよく見てる。皆を不安にさせないように頑張ってる。」
八「どう…したの?」
「薮先生」
薮「…?」
「薮先生は、1番歳上だから自分がどうにかしなきゃって抱え込んでる」
薮「そんなこと…ない、よ…」
「慧くん」
伊「んー?」
「多分、大ちゃんと同じことを思ってるはず。なんで自分は助けてやれないんだって。
大切な人を失いたくない。だから皆の支えになってやらないといけないんだって必死になってる。だけど、それを皆に気づかれないように頑張って明るく振舞ってる」
伊「…」
「侑李」
知「…うん」
「僕は迷惑しかかけてない。そう思ってるんでしょ?僕なんかがいていいのかって。誰かが傷ついたら、僕のせいで…なんて思うんでしょ?」
知「…っ」
「裕翔」
中「なーに?」
「俺が守る。しっかりしなきゃって思ってる。だから私の部屋で寝たんでしょ?」
中「そう…だよ?」
「涼介」
山「…ん」
「皆に迷惑をかけないようにって1人で全部背負ってる
誰にも頼らずにやるんだって」
これは私が思ってる事でしかないけど
私は伝えたい
皆、各々頑張ってるんだって
もっと皆に頼っていいんだって
皆、誰かが誰かを助けてるんだって
「大ちゃん」
有「…ぅん…」
「大ちゃんはこの中で1番抱え込んでる。1人で抱えて、抱えきれなくなって、1人で泣いて。
皆の前では心配かけないように笑って
それじゃあピエロと一緒だよ…」
有「でっ、も…俺はなんにもできなくて…」
「少なくとも私は、大ちゃんにたくさん助けて貰ってる。前も言ったよね?」
大ちゃんはゆっくりと涼介から手を離した
中「大ちゃん…昨日の夜、俺実は物凄く怖かったんだ。
だけど大ちゃんといることが凄い心強くて、少し安心して寝れた。
安心して寝れたのは大ちゃんだけのおかげじゃない。
光くん達のことを信頼できたから寝れたんだよ」
有「俺は…昨日の裕翔が羨ましかった。
俺はパニックになってたのに、裕翔は冷静にAちゃんを守ろうとした…
俺にはそんなことできないから…」
「ほら…こうやって、自分が知らない間に人を助けてるんだよ。
皆、辛い時は頼って欲しいって思ってるんだから。だから、抱え込まなくていいんだよ。」
伊「…あちゃー、こんな可愛い女子高生に言われちゃったよ」
八「…だな!w」
暗い空気を、慧くんがいつもみたいに明るくする
目が合い、“ありがとう”と言われたような気がした
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祐莉 - ありがとうございます。お願いします。楽しみです♪ (2019年2月9日 0時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます!もうすぐ登場しますよ!!長い間お待たせしました!年表は、現在の年齢と仲間になった時の年齢、出来事(明かされた人のみ)でよろしいですか??他に書いて欲しいことがありましたら言っていただけたら書きますので遠慮なく言ってください (2019年2月8日 21時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - まだ過去が明かされていないメンバーもいますから、入った時期だけでも嬉しいです♪ もし出来たら年表お願いします。 (2019年2月8日 18時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - お久しぶりです♪楽しく読ませてもらってます。そろそろ岡本君登場かな?楽しみです♪ 後パート6になって今までの事件や過去の事件を読み返していて気になったので、主人公含めたジャンプのみんながそれぞれチームに入った時期の年表が見たいと思いました♪ (2019年2月8日 18時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - yukinaさん» コメントありがとうございます!!1日最低1話は更新するように頑張りますので、これからもよろしくお願いします!!応援、ありがとうございます! (2019年1月21日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Alice | 作成日時:2019年1月17日 22時