broken emotion IV (ページ1)

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朝食を食べ終え、各々が準備に取り掛かった

私は大ちゃんと大ちゃんの事務所へ

雄也さんと侑李とひかるさん、中島さんは事件現場へ

「大ちゃん行くよ。依頼人さんとの待ち合わせの時間になっちゃうよ」

有「ちょ、ちょっと待って！」

知「ちょっと大ちゃん。Aちゃんに迷惑かけないでよ」

山「おら、さっさと用意しろ」

有「…はい」

みんなに怒られながらも用意を終えた大ちゃんと一緒に家を出た

大ちゃんの車に乗って事務所に行く

有「あー、みんな怖い怖い」

「大ちゃんが用意遅いのがいけないんでしょ」

有「そうだけどさ〜」

大ちゃんはブツブツ言いながら運転をする

「…大ちゃんの運転なんか怖い」

有「失礼な！事故はそんなに起こしたことないわ！」

「え、起こしたことあるの…」

有「あ、いや、その…」

「やっぱり怖い」

有「安全運転してますよーだ！」

・

・

・

およそ30分かけて、

無事に事故らず事務所についた

有「ほら、大丈夫だったろ？」

「…まだ帰りもあるから」

有「なんで俺はそんな不器用なイメージなんだよ」

「侑李が言ってた」

有「知念…」

ごめんね侑李

でも本当のことだからね

事務所の鍵を開けて中に入ったさ

冷房の電源をつけ、依頼人が来るまでに用意をする

有「あっちいな〜」

「夏だからね」

有「Aちゃんはよく長袖なんかきてられんね」

「半袖なんて着たら傷が目立ってしょうがなかったからね」

有「でも、もう半袖着てもいいんじゃない？」

半袖か…

別に長袖でも大丈夫なんだけどな

「…じゃあ大ちゃんが半袖買って」

有「よし、なら今度買いに行こうな！」

何故か乗り気な大ちゃん

えーって言われるのを期待してたんだけどな…