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高「さて…」

「動けるのは私と雄也さんと大ちゃんと裕翔…」

有「俺と高木は運転決定だな」

中「俺は…?」

高「俺の助手席かな」

有「じゃあ俺の助手席はAちゃんね」

「うん、それは良いとして…」


怪我してる組をどうするか…

慧くんと涼介と侑李は気絶してるし、ひかるさんは起きてるけど辛そう…

どうやっても全員寝かせる事はできない


高「仕方ないけど、皆には座ってもらう形になるね」

有「ひかるくん大丈夫?」

八「…お…ぅ…」

「ひかるさん…!?」


起きていたひかるさんも気絶してしまった

もう仕方ない


「侑李と涼介を大ちゃんの車に、ひかるさんと慧くんを雄也さんの車に…で良いかな?」

有「おっけ!」

高「了解」


みんなを車に乗せ、家へと向かった























有「Aちゃん、山田か知念をお願いしたいんだけど…」


家に着いてみんなを運ぶ


「でも私担いでいける自信ないな…」

有「じゃあ…どっちかが起こそさないとかな?」


大ちゃんは侑李を担いで家に行ってしまった

結果的に私は涼介を連れていくことになる

ごめんね、涼介


「…涼介……涼介……」

山「_ん…」

「ごめんね、」


少し揺すると、ぼーっとしながら涼介が目を覚ました


「立てる?」

山「…A……」


スっと伸びてきた涼介の手は、私の頬にふれた


山「よ…かった…」


涼介はボーッとしているせいで声が聞こえていないみたいだった


「涼す…きゃっ…!」


突然涼介が私を抱きしめた


「涼介!?」

山「良かった…ほんとに…」


涼介の顔は見えないけど

言葉はどこか悲しそうで

多分泣いている


私は涼介を抱きしめ返した

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作者名:Alice | 作成日時:2018年12月14日 18時

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