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176《Chinen》 ページ28

村「それいいなあ」


ニヤニヤしてこちらを見る関ジャニ


知「な…に…」

村「この子にも30分ごとに電気流そ思っとるんやけど、どう思う?」

知「な…!? や…めろ…」

村「口直せ?」

知「…やめ…て…」

横「ほんならお前が二人分やるか?」


は…!?

そんなくらったら…


横「まぁ死んでしまうかもしれんけどなあ」


嘲笑うかのような目を向けてくる

イラッとするがここで反撃したら間違いなく殺される


知「わかっ…た…」

丸「男前やなあ〜」


どうせ僕が二人分受けるって言うって分かってたくせに


村「じゃ、また30分後に来るわ」

横「脱走しようなんて考えんなよ?見張りが必ずおるんやからな」


そう言って僕らを残して出ていった


知「クソッ…」


どうして気づかなかったんだ…

あの時、僕が守れてたら…

涼介だったら守れてただろう

涼介だったら…


「…んんっ…」

知「ス…レア… 」

「…ルウラ」

知「大…丈夫?」

「うん、私は…え!?ちょっ、頭!」


僕はあの場所で頭を思い切り殴られた

いや、違う

鉄パイプが倒れてきたんだ

あいつらによって…


知「僕…は…大丈夫…だ…から…」

「大丈夫じゃないよね?どうしたの?説明して?」


僕は殺し屋同士殺そうとしていることや、関ジャニというグループに拉致られたことなどを話した


「…そっか」

知「ごめん…」

「何が」

知「涼介…だったら…守れたのに…」


そんな事を話しているとドアが開いた


横「30分経ちましたよ〜…あ、起きとる」

「…誰」

横「俺?横山。あんたは?」

「…言わない」

横「ふ〜ん。ま、そのうち分かるからええけど」


そう言いながら僕の前に立った


横「時間やで?」

「ちょっと…何するの…」

横「きいとらんの?…まぁ、見てたらわかるで」


そう言って僕に向かって電気を流した

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作者名:Alice | 作成日時:2018年12月14日 18時

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