第２４７話 ページ17
『…あはっ。ようやくこの手であいつをぶっ飛ばせるんだァ？』
「程々にしておきなさい」
『わかってるって！』
実況と観客の声で後半戦が始まる。
今、私は森村と交代してDFだ。
だが、こんなことは考えてもいなかったのだ。
「きゃあっ？！」「うわぁぁぁぁぁっ！！」
『野咲！神童さん！！』
前半ではラフプレーを行わなかった奴らも、後半になって無理やりしてきたのだ。
アースイレブンのメンバーに、ボールやらそいつらの体やらをぶつけられて、周りからは見てられないほどの痛めつけに苦しむ私たち。
そんな中でも、私達は攻撃を辞めることは無かった。
またもや野咲は砂掛けに目をやられるも、咄嗟に左へパスを出す。
受取人は、キャプテンだった。
そのボールはキャプテンとカゼルマに挟まれ、堪えきれなくなったボールは弾け飛んで、アイツの元へ転がって行ってしまった。
そいつは、地面で這い蹲るキャプテンを見やって怪しく笑い、ボールを蹴る。
私は、キャプテンの前へ駆け寄る。
キャプテンの止めが聞こえるも、知らないふりをした。
『…ここまでしてコイツらを痛めつけたんだから、
その分の代償くらい与えてやってもいいよネェ？！』
左足を上へ上げて、そのまま足を振り下ろしてボールを止める。
体を前へ屈め、右手を顔の前で何かを掴むように握りしめ、そのまま外へ引っ張り出す反動で上半身を起き上がらせた。
そこには、青いなにかで染められたものと赤黒いものの2本が絡まって出来た鎖が現れた。
『じゃまなんですケド…"チェーンリサイタル"！！』
「…っ、くっっそぉおおおぉおお！！！」
『…正々堂々とやろうと思わないなら。メルシーは、貴方に慈悲物でさえも与えない』
「…っ、メルシー様！」
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ジューガ(プロフ) - 尾崎紅葉さん» ついキャラがやり易くてつい…(笑)もしよろしければゆっくり作品読んでいってくださいね〜 (2018年10月8日 15時) (
レス) id: 9eafabe847 (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - ん？なんか青色の文字に覚えが……あッ！マギレコ！ (2018年10月8日 12時) (レス) id: f02ea9a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
綾子 - ジューガさん» はい。 また、読みに来た時に私の作品で感想もお願いします。 (2018年10月6日 15時) (レス) id: b7d309d2d4 (このIDを非表示/違反報告)
ジューガ(プロフ) - 綾子さん» 実はもう訪問しちゃいました…(笑)面白い作品でした！！お互い更新頑張りましょ！！ (2018年10月6日 15時) (レス) id: 9eafabe847 (このIDを非表示/違反報告)
綾子 - 私の作品の題名を教えますか? あとからすみません。 (2018年10月6日 15時) (レス) id: b7d309d2d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジューガ | 作成日時：2018年9月27日 10時
