問題児103 ページ8
結局あれから2日もかかってしまい挙句の果てには休日も入ったことにより4日ぶりの登校となった。
もちろん、バイトには相変わらず行っていたが早上がりとなったり…気を使われてしまった。
下の子達は休みなことに喜んでいたからそれもたまにはいいかなと思った。
そんなこんなで久しぶりに学校へと足を踏み入れる。
もちろん相変わらず時間はギリギリであり、校則違反バリバリの格好である。
それでも、久しぶりの自分の好きな姿に自然と顔には笑みが浮かんでる。
大澤｢……………城内か？｣
｢ん、大澤おはよーさん｣
Aの姿を見た大澤は口をあんぐりと開けて目を開いている。
大澤｢お、お…お前ぇぇぇぇぇぇぇぇ！！
もう学校が嫌になってもうてやめたんかと思うたやんか！！｣
｢いやいや、風邪ひいてもうただけやわ｣
大澤｢ほんまに…せっかく、最近いい子になってきたかと…うぅっ…｣
しまいには勝手に泣き始める始末。
｢ははっ、きっしょ！
やめへんわ、そんな簡単に！｣
大澤｢きっしょいってなにや！
っちゅうかなんやその格好は！！校則違反や｣
また始まった。
でもそんなやり取りが少し懐かしく感じて笑いながら走って学校へと駆け込んだ。
そして、教室のドアを開ければシーンと静まり返る教室。
ズカズカと自分の席に向かえば目の前の道は即座に広がる。
(別に開けてもらわんくても通れるわ)
口には出さないが、自分はそこまで太っているように見えるのだろうかと思い、ダイエットしようかなんて考えながら席に付いた。
少しずつ教室が騒がしさを取り戻す中、ズンズンとAの元に近づく人物が1人。
バンッと音を立ててAの机に両の手を付いたその人物は誰もが知る有名な宮治である。
｢ん、おはようさん。
久しぶりやなぁ？｣
治｢あぁ…おはようさん…
やないねん！！！！
なんやあの電話は！？
っちゅうかなんでツムがAの家に行って飯まで食うとんねん！？
俺にも食わせろや！！！｣
角名｢ぶはっ、そこかよ笑｣
遠くから聞こえる笑い声は無視し、目の前の人物はとてもご立腹のようだ。
｢あの時確かに具合悪うて1人じゃ帰るの大変やったし…
お礼せなあかんなと思っとってん。
ダメやった…？｣
治｢うぐっ………
ダメ……やないけど…………
俺かてAのお家で飯食べたいわ……｣
｢そないなことかいな。
せやったら治も今度くればええ。
…な？｣
治｢…おん｣
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紺ゞ - めっちゃ面白いです！一気読みさせて頂きました〜！更新待ってます！！ (4月15日 0時) (
レス) @page11 id: b9a082a9af (このIDを非表示/違反報告)
眠星人 - 一気読みさせて頂きました！とても面白いです！自分はこの作品が大好きです！更新頑張ってください！ (1月9日 17時) (レス) @page11 id: a0853dc162 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - 悔しい限りです。本当にここまでお疲れ様でした。別のサイトやアプリでまた再開してくださることを心から願っております。楽しい時間をありがとうございました！！！ (10月23日 1時) (レス) @page12 id: bccb24e5b5 (このIDを非表示/違反報告)
本好き - 何回も読みました❗続きが楽しみです♪ (2023年5月2日 12時) (レス) id: 225623cf6e (このIDを非表示/違反報告)
mbftmm(プロフ) - 何回読んでも好きな小説です(,,•﹏•,,)更新楽しみに待ってます！！ (2022年9月27日 7時) (レス) @page11 id: 17c26d4027 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：7℃ | 作成日時：2020年12月28日 1時
