コンビニィ…[1] ページ3
「ちょちょちょ」
奏俛がクイクイと袖を引っ張ってくる
「イケメン三人組が此方めっちゃ凝視してる」
『は…?頭打った…ん…じゃ…』
スチャッと元の体制にもどる
『めっちゃ見てらっしゃるぅううう…え?なんかした?ワイ達…あ、あれか!肉まんか!ピザまんか!』
訳がわからない事を言い出してしまう
「あ、アレじゃね?此方に入りたいのに俺達がそれっぽいヤーさんみたいだから入れないんじゃないの?」
『そーゆう?可愛いなこんちきしょう』
団子姉妹になって覗く
『めぇっちゃにこやかに手を振ってらっしゃる』
「ぅえっ…ウィンクざれだ…げぼろっしゃーしそう…」
『やめれー…どーしたもんか…』
うーん…うーーーーーんと悩んでいるうちに…
「ね」
後ろから高い声がかかる
『シャベッターーーー!』
ふざけてる間に後ろで
「ッうぉ…え、え、えなんすか」
「付いてきてくれる?」
「は」
『ど、ドーシタンデスカオニイサンタチ』
「んふふ、君達が欲しくなっちゃった」
『え、ちょ山田さぁああん!誘拐犯居るぅうう』(山田さん、コンビの店長)
「あぁ、その人ならゴミ捨てに行ったよ」
「『んんんWW』」
「付いてきてくれる…よね…?」
目で威圧してくる…が
『いやです☆』
「んふっ…ッww…ぁほ…w」
イケメンさん達はビックリしたように目を見開く
「え、こ((本当に欲しくなった… んむ?!…ん…ぅ…ん…」
黒髪の人がハンカチを奏俛の口元に被せると同時に奏俛も抵抗するが片手で両手を抑えられて沈没←
『そ、奏俛ぅううう!な、なにをするだぁああ!』
ふざけているが内心生まれたての小鹿である
「大人しーく…付いてきてくれれば…何もしないよ」
『手荒くした後に言われてもぉおお…ねぇ?!ちょ、止め、止めるんだあ!』
ジリジリと近寄られると一緒にわいも下がる
「しょっと…じゃ、俺先に可愛いが…連れてくから」
ふわっとお姫様抱っこをして黒い羽織を着せる…てか!今!可愛いがるって言いそうになってたぞ?!
「はーい」
スルーの方向ですかそうですかぁああ!
「ねぇ、いい加減来て?」
『えぇ…』
「来ないとぉ…」
耳元に顔が寄る
「此処で犯しちゃうよ…?」
ぼわっと顔が暑くなる
『な、ななな』
「ふふっ、真っ赤だよ、で、どーする?」
『付いてき…ます』
ワイの…ワイの貞操を守ってみせる!
その頃
(ん…ぅぉッ?!浮いてる)
(なわけ無いじゃん俺が抱いてんの)
(言い方よ)
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